株式会社シグマは、Lマウントを採用したデジタルカメラにてPLマウントレンズを使用するためのコンバーター、『SIGMA MOUNT CONVERTER MC-31』の開発を発表。発売日、価格は未定。

同製品を使用することにより、映像制作業界で広く使われているPLマウントのシネレンズを、「SIGMA fp」をはじめLマウントを採用したデジタルカメラで使用することができる。

なお、今回発表の新製品は2019 年9 月13 日から17 日までオランダ・アムステルダムで開催の、IBC 2019 にて実機が展示される。

 

主な特長

1.シム調整機構を搭載
コンバーターのマウント部分2か所にシム調整機構を搭載。カメラ側のマウントでは付属のシムキットによる調整が、レンズ側のマウントではARRIデジタルカメラ用のシムにより調整が可能。

2.総金属製による高耐久性
本体にはアルミニウム合金、マウント部と固定リングには強度の高い真鍮を使用し、耐久性に優れています。また、SIGMA fpのマウントにビスで固定できる機構も採用。よりしっかりとカメラに固定することができ、長期間使用してもガタつきなく安定して撮影することができる。

3.三脚座を装備
着脱可能な三脚座を装備。三脚への取り付けや、カメラケージなど映像制作系アクセサリーへの取り付けにも対応している。

4.様々な撮影状況に配慮
固定リングのビスを外すことで、リングのストッパーを解除することができる。これにより、取り付けに本製品の規格より大きな締め量を必要とするPLマウントレンズを使用する場合にも、しっかりとコンバーターに固定することができる。上位置の指標にはSIGMA CINE LENSと同じ蓄光塗料を採用。暗所でのレンズ交換や操作を補助する。

 

◉製品情報
https://www.sigma-global.com/jp/cine-lenses/

株式会社シグマ
https://www.sigma-photo.co.jp/