株式会社サンテックは、JINBEIのスピードライト『HD-2PLUS』を10月20日より発売した。カラーはブラックとレッドの2色。価格はオープンで、市場想定価格は63,800円(税込)。
『HD-2PLUS』は、最大出力は従来機よりも25%アップの100Wsでありながら、本体はバッテリーパックを含めて540gと10%軽量化されている、JINBEIスピードライトのフラッグシップモデル。フル発光時でもリサイクリングタイム1.6秒と速く、連写性能にも優れている。また、フル発光から最小1/512まで絞れる広範囲の調光により、撮影環境に対応したライティングが可能。
操作はスムーズで反応の良い2.3インチの高感度カラー液晶タッチパネルで直感的に行うことができる。バックライトの明るさ調整も可能で、屋外の強い日差しの中でも視認性に優れている。

丸型ヘッドの内部にはΩ型の発光管を備えており、一般的なストレート型の発光管に比べ、柔らかな光が均一にきれいに広がり、より放熱性に優れているのも特長。
JINBEIスピードライトの最大の特長のひとつ、一台でキヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルム、パナソニック、オリンパス各社主要カメラのTTLオートとHSSハイスピードシンクロに対応させた独自のインテグレーテッドホットシューを装備。単独でのスピードライトとしてはもちろん、JINBEIストロボワイヤレスシステムによりワイヤレストリガー(送信機)としても、受信機としても機能する。
電源にはDC7.4V、3200mAhの大容量Li-ion電池を採用し、フル発光で約480回発光。また、バッテリーパックには充電端子としてUSB Type-Cソケットを備え、使用しながらの充電も可能となった。バッテリーパックの脱着もサイドのボタンを押すだけで素早く行える。
本体にはLED COB 3W(5000K)のモデリングランプが搭載されており、10段階に明るさが調整可能。暗い環境下でもピントを合わせやすく、形状もはっきりと確認できる。
丸型ヘッドは水平方向に360°、垂直方向に-10~120°回転するため、天井/壁面のバウンスはもちろん多彩なライティングが可能。

丸型ヘッドの前面は4c(4つ爪)マウントになっており、4cマウントの別売アクセサリー各種を併用することで、光の表現の幅がより広がる。また、4c(4つ爪)マウントを汎用性の高いBowensマウントに変換できる4c Bowensアダプター(型番:J429)も別途用意があり、手持ちのBowensマウントアクセサリーと合わせて使うことも可能。4c Bowensアダプターにスライドして取り付け可能なクイックブラケット(型番:J430)を使えば、アンブレラバウンスもスムーズに行える。
【仕様】
出力:100Ws
発光管:Ω型発光管
ディスプレイ:2.3インチ カラー液晶タッチパネル
リサイクリングタイム:0.01~1.6s
出力レベル M:1.0~9.0(1/256~1/1) / 1.0~10(1/512~1/1)
ズーム機能:自動/手動 6段階 24 / 35 / 50 / 70 / 105 / 200mm
フラッシュモード:M(マニュアル) / TTL(オート)
シンクロモード:先幕シンクロ / 後幕シンクロ / HSS
閃光時間 NOR T0.1=1/17000~1/540s ; T0.5=1/31000~1/1700s
Frez T0.1=1/23000~1/620s ; T0.5=1/55600~1/2000s
色温度:5800K±150 K
モデリングランプ:5000 K / 3W
ワイヤレス制御:2.4GHz 技適マーク認証
通信プロトコル:TTL-ALL
CH:31CH(1~31) / 自動接続
GR:送信時 6GR(A~F) / 受信時 16GR(A~U)
バッテリーパック:DC7.4V 3200mAh
発光回数(フル発光):約480回
USB充電時間:140分
スリープモード:1.5分 / 15分 / OFF
自動OFF設定:30分 / 60分 / OFF
その他機能:ビープ音、ファームウェアアップデート、初期設定
サイズ:L193×W78×H78mm
重量:540g(バッテリーパック含む)
セット内容:本体、バッテリーパック、充電アダプター、USBケーブル、卓上スタンド、収納ケース
◉製品情報
https://www.suntech-sp.com/2021/08/-hd-2plus.html
株式会社サンテック
http://www.suntech-sp.com