市民がつくる TVFは、 高校生を中心に映像制作に関心のある人を対象にした映像上映と対話式セミナーを行う。
テーマは『テレビは何を伝えたか/私は何を伝えるか』~松本サリン報道を斬った高校生 VS 20年後の高校生』と題して、10月11日(土)に日本工学院の蒲田キャンパスで行なう。入場は無料。
日時:10月11日(土) 10:00~17:30 (セミナー13時30分~16時)
会場:日本工学院 蒲田キャンパス
入場無料
松本サリン報道を問うた映像を、制作者の松澤亮さんを招いて上映
東京ビデオフェスティバルで、1997年、地元の高校放送部が「松本サリン事件」のテレビ報道に対する疑問や怒りを映像を通してぶつけ、報道のありかたを問うた作品がグランプリを受賞した。受賞者のひとり、松澤亮さんは、その後テレビ信州の報道ディレクターになり、今、自らがテレビ報道の現場に身を置いている。同事件から20年経った今年、現在の立場で再び事件に向き合い、ドキュメンタリー番組を制作した。当イベントでは、松澤さんをゲストに招いて、両映像を上映し、受賞作品と報道番組の両方を制作した立場から見えてきたことなどを語ってもらう。
前回のTVFにて高校生でグランプリを受賞した川滿佐和子さんと松澤亮さんの両ゲストが、映像制作をテーマに対話
またもうひとりのゲストとして、枠にとらわれないドキュメンタリーのような自然体の演出で高い評価を受けたドラマ作品を制作し、昨年度のTVFで高校生でグランプリを受賞した川滿佐和子さん(日本大学芸術学部1年)を招き、松澤さんと「映像を通じて私は何を伝え、語り合いたかったのか?」などをテーマに対話する。高校生をはじめとする観客も参加し、会場全体で語り合うオープンフォーラムを予定している。
また、会場では、TVFの歴代の入賞作品の中から若者世代が制作した作品や大田区を舞台にした作品をはじめ、前回の優秀作品賞(10作品)などを自由に視聴できるコーナーを設置する。
詳しくはTVFのウェブページで確認。