XREALは、開発者向けARグラス『XREAL Air 2 Ultra』を発表した。価格は99,800円(税込)で、1月8日より予約販売を開始し、出荷は3月の予定。一般消費者も購入可能。

『XREAL Air 2 Ultra』は、デュアル3D環境センサーとコンピュータビジョン機能を備えた6DoFに対応。空間コンピューティングに関わる開発者に対して、他社ブランドに代わる手頃な価格の製品を提供することで、開発者コミュニティを活性化する態勢を整えるとしている。

開発者向けのハイエンドモデルで、XREALのAR環境ランチャーであるNebula(Android、Mac、Windows)とXREAL の新しいインフレームセンサーには周囲の環境を敏感に認識し、追跡する能力があり、空間計算機能にフォーカスした 最新のSDK が含まれている。

コンピュータビジョン機能を備えたデュアル3D環境センサーを備えており、位置情報とマッピングを同時に提供して3D空間内のユーザーの位置を特定。3D環境センサーは、今春の製品発売時点で市場最小のもので、開発者がARコンテンツを作成し、新しい空間コンピューティング体験を探索することを目的として作られている。これらにより、ハンドトラッキング、3D メッシュ作成、セマンティック シーンの理解などが可能になったとしている。

XREAL独自の先進的な光学エンジンを採用した『XREAL Air 2 Ultra』は、両眼でフルHDの高精細な視聴体験を提供し、視野角(FOV)は52°、1度あたりのピクセル数(PPD)は42となっており、最大120Hzの高リフレッシュレートと500ニットのピーク輝度により、さまざまな照明条件で画像が鮮明で鮮やかに見えるという。4メートル先に154インチ相当のバーチャル2Dスクリーンキャスティングを利用できる。

シネマティックグレードのオーディオと、音の拡散を抑える指向性オーディオ技術により、より良いプライバシーと周囲への迷惑を最小限に抑える。

『XREAL Air 2 Ultra』は、「XREAL Air 2」と「XREAL Air 2 Pro」と同様に、Appleの最新の空間ビデオ機能をサポート。iPhone 15 Proで撮影した空間ビデオを、サードパーティのiPhoneアプリを使って、通常のサイドバイサイド形式に変換し、XREAL Air 2シリーズのグラスで見ることができる。つまり、XREAL Air 2シリーズのARグラスを使ってiPhone 15 Proの空間ビデオを体験することができる。

『XREAL Air 2 Ultra』は、優れたチタンメガネフレームをベースにした高級かつ頑丈でありながら、わずか 80グラムと軽量で、最適な重量配分ができるように設計されている。

3段階に調整可能なテンプルと3つのサイズのノーズパッドにより最高の画像調整と絶対的な快適さを実現。長時間の使用における目の負担を考慮して設計され、色精度、目の快適さ、低ブルーライト、フリッカーフリーについてテュフラインランドの認証を受けており、画質と快適さについてはISO規格を上回っているとしている。

 

最新のNRSDKはUnity上に構築され、ハンドトラッキングとハンドジェスチャー認識が向上。セマンティックラベリングを備えた深度メッシュが利用可能で、デジタル オブジェクトが周囲のアイテムの表面を識別して相互作用できるようになる。これらの新機能やその他多くの機能により、開発者はデータとの関わり方を根本的に変え、ARを一般的なものにするAR体験を構築することができるようになるとしている。

XREALはARをより多くの開発者に利用可能にするというコミットメントを強化し、XREAL Air 2 UltraはMacやWindowsのノートパソコン、SamsungのAndroid携帯電話、そしてiPhone 15など、さまざまなデバイスと互換性がある。

また、過去に6DoF ARグラスNreal Lightを購入の開発者へ、XREAL Air 2 Ultraを予約購入する際に割引を受けられる特別キャンペーンを実施。詳しくは公式ページを参照(https://bit.ly/3H3Lhzb)。

 

◉製品情報
https://developer.xreal.com/?lang=ja

◉Amazon販売先
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日本Xreal株式会社
https://www.xreal.com/jp