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▲SDR(スタンダードダイナミックレンジ)とHDR(ハイダイナミックレンジ)の比較のイメージ写真
 YouTubeは11月7日(米国時間)、HDR映像への対応を開始した。HDRとは、写真のイメージのように高輝度・高コントラスト化で、従来までは再現できなかった階調を表現できるようになり、より肉眼に近い状態での映像の再現が可能になる技術。
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▲グーグルChromecast Ultra
 HDR対応テレビにグーグルで発売する4Kストリーミングデバイス・Chromecast Ultraを接続することで、YouTubeのHDR視聴をサポートするという。また、2016年モデルのサムスンSUHD/UHDテレビが対応予定としている

YouTubeが公開したHDRコンテンツのプレイリスト


 
 YouTubeヘルプによると、HDR映像のアップロードにも既に対応をしている。
◆アップロード可能なファイル

解像度 最大4096×2160ドット
フレームレート 23.976、24、25、29.97、30、48、50、59.94、60
色域 Rec. 2020、Rec. 709
EOTF(表示階調特性) HLG (BT.2100)、PQ (SMPTE ST 2084)
ファイルコンテナ MOV(H.264 10bit/ProRes 422,4444/DNxHR HQX)、MP4(H.264 10bit/DNxHR HQX)、MKV(H.264 10bit/VP9 profile 2/ProRes 422/4444/DNxHR HQX)

 ブラックマジックデザインのカラーグレーディングソフトDaVinci Resolveとの連携も発表しており、従来のSDR映像と同様の手順でアップロードができるように準備を進めているとのこと。



◆YouTubeオフィシャルブログ
https://youtube.googleblog.com/2016/11/true-colors-adding-support-for-hdr.html
◆YouTubeヘルプ(HDRファイルの要件)
https://support.google.com/youtube/answer/7126552