カールツァイスはコンパクトなプライムレンズのシリーズであるCompact Primeを一新。CP.3シリーズとして、15mm、135mmまで10本のラインナップが新しくなった。右がCP.2の50mmで、左がCP.3の50mm。ぱっと見ただけでスタイルが変わっているのがわかる。
CP.3シリーズには、CP.3 XDレンズのラインナップが加わった。XDとは、eXtended Dataの略で、上位シリーズには採用されていたレンズのディストーションと周辺部光量補正情報をレンズの専用端子からリアルタイムに取り出せるという機能。下の写真で右がノーマルのCP.3レンズで、左がCP.3 XDレンズ。XDレンズにはこのような端子が設けられている。
ARRIの関連会社であるドイツのAMBIENT社のMasterLook Plusとレンズを接続し、Macに入力することで、POMFORTのLiveGrade PROでレンズ補正情報、センサーの情報、フォーカス、絞り、タイムコードを取得することができる。合成作業など、レンズ補正情報がリアルタイムで得られることで、ポスプロにかかる時間を短縮し、ワークフローをより快適にすることがでいる。