マイクロフォーサーズ規格に準拠したミラーレス一眼の新型モデルとしてパナソニックより登場したルミックスDMC-GX7MK2。コンデジに近いサイズながら4K/30pをはじめとする本格的な動画撮影もできる1台で、 手ブレ補正機能はボディ(B.Ⅰ.S.)5軸とレンズ(O.Ⅰ.S.)2軸で行う「デュアルⅠ.S.」を採用するなどの注目のカメラ。
今回はそのGX7M2を動物写真家の福田幸広氏に実際のフィールドに持ち込んでもらい、レポートしていただいた。ここでは、氏が中でも気に入ったという「4Kライブクロップ」の動画を観ていただこう。
(レンズはLEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.)
4Kライブクロップでスムーズなズーミングが可能
(ビデオサロン7月号P72~73 パナソニックGX7M2テストレポートより抜粋)
私が普段撮影するネイチャーシーンでもズーミングで被写体の印象的な部分に迫っていきたいことが多々あるが、一般的な一眼レフ用のレンズではズーミングに伴いピント位置がズレてしまう上、ズーミングそのものがスムーズにいかないこともある。この4Kライブクロップを使えば今までの苦労は何だったのかと思うほど簡単にズーミングができてしまった。もちろん編集ソフトを使えばできることだが、カメラ内で簡単に素材生成できてしまうのは便利。
4Kで撮影した動画を、あとで秒数とエリアを指定するだけで滑らかなズーミング映像(HD)になる、4Kライブクロップ。パンニングや、ズームイン/アウトが可能。
もちろん、通常の4K動画(30p)でも、一眼らしい動画を楽しめる。
◎パナソニックGX7MK2 サイト
http://panasonic.jp/dc/g_series/gx7mk2/