2016年7月号で募集した読者モニタープレゼント。
当選した読者の方々から、少しずつレポートが集まってきています。
動画や画像も交えながら、順次掲載していきます。
さて、今回は
タスカムのDR-10SGが当選した宮城県登米市の平塚ビデオ企画さんのレポートです。


tascam_DR10SG1.jpg
この度はモニタープレゼントありがとうございました。
使用した感想をレポートさせていただきます。
ショットガンマイクとレコーダーの一体型ということで気になっていました。
私は、ウエディングの撮ってだしエンドロールを制作してますので、その際、友人からコメントをもらう時に使用してみました。
私の場合、ウエディング出席者のコメントをもらうのが主なので、
実際に披露宴当日、EOS 5D Mark IVにつけて付属のケーブルで録音してみました。
しかし、その時はうまくカメラに収録できませんでした。おそらくカメラの設定が悪かったのだと思います。友人10人ほどから一斉にメッセージをもらったのですが、カメラで記録した音は音割れがひどく使いものになりませんでした。一方、マイク側のマイクロSDに収録された音声は音割れもほとんどなく、それで編集をすることができ、助かりました。
こんなときレコーダー一体型で良かったなと思います。
その時の音声ファイルです。
カメラマイクの音声
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DR-10SGで録った音声
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それとうれしかった機能は、異なるレベルで同時録音する機能です。
試しにマイクのゲインを目一杯あげて(GAIN:50)あげて録音してみました。
tascamDR10SG2.jpg
ゲインをあげて録った音
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同時録音された音声
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この機能をセットしておけば突然の大音量でも安心できると感じました。
使用していて感じたのは、とにかく「軽い」ということでした。
今まではZOOM H4nをカメラに付けて使用していたので、この軽さはとても魅力的でした。
キヤノンEOS 5D Mark IVに使用しても軽くてよい感じで、オリンパスOM-D E-M5mk2で使用した時は、ワンマンオペレーターの私にはすごく機動力がアップすると感じました。
上記のカメラ2機種で使用してましたが、ホットシューにそのまま付けるとAFの駆動音が
入ます。付属のエクステンションバー(!?)を使うとほとんど入りませんでした。
grip1.jpg
このバーを使うとついついそこを持ちたくなってしまいますが(ここを持つのはメーカーは保証していません)、カメラとの接続部分付近を持てば意外と行けるような感じがしました。たえとえば一眼レフだと厳しいでしょうが、ミラーレス一眼なら大丈夫かも。
grip.jpg
最後に、レコーダー一体型だと安心感があります。
カメラ側のマイクに不具合があっても録音できているのがすばらしいです。
私の場合は、一眼系のカメラに付けて使用しましたが、ビデオカメラに付けてもいいと思いました。長時間撮影でも単四電池でも十分だし、USBでの外部電源も使用できるのでバッテリー関連は心配いらないと思います。
PA010887.jpeg
欲を言えば指向性がもう少し狭いといいかなと思います。
あとメニュー画面を終了してからじゃないと録音できないのが、案外面倒でした。
機動力重視で選ぶならベストなマイクだと思うし、音質もよい。
ウインドジャマーがセットであれば、なお良いかなと思います。
カメラのマイクよりいい音を録音したいのならちょうど良いマイクだと感じました。
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