パナソニックの業務用カメラレコーダーAG-HMC155とP2HDカメラレコーダーAG-HPX175は、カメラ部はまったく同じで、コーデックと記録メディアが異なる兄弟機。今回、ビデオサロン1月号(12月19日発売)の連載「P2~美の探究工房」では、筆者の岸本康氏が、HMC155とHPX175を同じ条件で撮り比べた。そのデータを入手したので、本の発売前に(!)、アップしてみたい。


◆ボディは瓜二つ。メディアのスロット部分のサイズでカメラの高さが違うだけ
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 同時撮影するためにHPX175とHMC155を接近させて三脚に装着した。向かって右が岸本氏所有のP2カメラ、HPX175。左側がパナソニックからお借りしているHMC155のデモ機。カメラ部は同じ。ボディもそっくりで、兄弟機といってよい。
◆いったいどちらがAVCHDで、どちらがP2なのか?
(画像をクリックすると、オリジナルのサイズのデータが開きます)
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これは2台並べて同時に撮影したもの。撮影モードは720/30pで、ガンマカーブはシネライクDを選択。AVCHDは最高画質のPHモード。さて、一体どちらがAVCHDなのだろうか? 確かに左右で違いはあるが、個体差レベルのような気もする。P2とAVCHDの違いはワークフローや記録メディアの違いがポイントであり、カメラ部が同じであれば、ほとんど同じ画が出てくるといっていいようだ。
さて、で、どちらがAVCHDなの? 
その答えは12月19日に誌面とWeb(このページ)で発表することにしよう。

[答え]

左がAVCHDのHMC155、右がDVCPRO HD(P2)のHPX175。
*詳しくは本誌の「P2美の探究工房」p140-141をお読みください。