Videndum plcの一部門、ヴィデンダムプロダクションソリューションズのブースでの注目は、Vintenのスポーツ/中継向け雲台・Versine360。Vision250の後継機として発売された商品として誕生し、耐久性に優れたオールメタル製で、耐荷重量が40キロにパワーアップした。カメラ・ヘッドとして、あらゆるカメラをバランスよく対応可能だ。

上の接続部分にプロンプターを入れるとカメラと同じく動き、下の接続部分に入れるとカメラの駆動にかかわらず固定される。

フラットベースや150mmボウルを含む4つの業界標準固定具との互換性が確保され、アダプターを追加する必要がないことも大きな特徴。大きさはあるが、一人で簡単に固定具との脱着が可能だ。また、プロンプターを取り付けられ、台本からスマートフォンのホルダーまでもを取り付けることができるため、番組制作の際に臨機応変に使用できそうだ。

ほかにも、Sachtlerから発売中のACEシリーズの後継品「aceMkⅡシリーズ」の展示も。「ace XL MkⅡ」は、従来の「ace L」に比べ、耐荷重が6kgから8kgに増え、カウンターバランスステップ数が7から9に増加した。iPhoneから普通のカメラまで載せることができ、従来のシリーズより軽量ながらより使いやすく改良したモデルとなっている。