
EOS C50はライバルに対抗して小型シネマカメラの決定版的な期待をもって登場したカメラ。ブースの入り口のところで各種レンズと組み合わせて手に取れるようにしていた。ハンドルは着脱式でがっちり固定され、ボディグリップでも、ハンドルでも確実にホールドすることができる。

ハンドルを装着した状態でもこのようにロッドとリグを装着できる。

中に入ったところにあるのがハンドヘルドのXF605。徐々に市場がシュリングしているジャンルではあるが、取材用カメラとして根強い人気がある。ベテランカメラマンが重視するのがENGのレンズと同じ感覚(近い感覚)で触れるのかどうか。XF605は3連リングがあるというだけでなく、今回のファームアップによりズームリングのレスポンスを改善したという。さすがに急速に回すとついてこないが、画角を合わせるために回してみると遅れが少なく違和感は少なくなっていた。

このところリモートライブカメラのラインナップとシステム化を強化しているキヤノン。Inter BEE前に、4K/60pに対応した20倍ズームのCR-N350、さらに12G-SDIにも対応したCR-N400を発表。ブース一番奥のMCO(Multi-Camera Orchestration)コーナーでは、同社のリモートカメラシステムをフル活用して、PTZカメラでの番組撮影やマルチカメラオーケストレーションなどについて解説。手前でリモートカメラを操作できるようになっていた。
