第1回レンズサポート③
REPORT◉田村雄介
さて、レンズサポート編の3回目。前回はこちらから。
SmallRIG
SmallRig Long Lens Support with Dual 15mm Rod Clamp 1087
リグ界のサークルクラッシャーとも言える勢いで急成長したみんな知ってるSmallRig。まるっと頂き! みたいなところからきた印象はあるものの、細かいパーツの使い勝手や価格、開発速度の速さなど。気がついたらリグ沼地獄の一丁目、へいらっしゃいへいらっしゃいお兄さんココははじめてカイ? みたいなポジションにいるSmallRig。リグ門戸広げまくりじゃないですかこれ。
今回一番シンプルにY字サポートオンリーを選んだけど、気がつけばMK用とかどんどん新しいのが発売されている状態。だが今回のコレは2000円。チャーシューメン2杯分。恐ろし……なにを隠そうMy First Lens Supportだ。
何気に邪魔にならないローレットを切った丸ネジ式。如何にラチェットとは言え邪魔になるケースは多々あるけどこれは心配ご無用。締め付け方式的に緩んでサポートが脱落することもあるけれどそれでも時間がない現場ではとても重宝する。Y字も十分な大きさ、幅が合ってちゃんとレンズに当てて鬼締めしてやるとしっかり機能する。
とりあえず考えられることは全部やっとけ的なポリシーが散見されるSmallRigらしく、小型化よりも拡張性的な感じで上にも下にもネジが切ってある。細々したパーツを色々持っているときっとなにか閃いたときに役に立つだろう。
とりあえずのまとめ!
ということで、4種類を紹介したけれども、各社レンズサポートカテゴリーで見ていると色々と妄想が捗る。
ああ、あのレンズではこれなんだな。あのセットアップだとこっちかな。あっちの蜜も甘そうだ、あっちの花は綺麗だな。あっはははあははレッツゴー沼ドボン。
レンズを下から押さえつけるY字タイプ
【長所】
・セットアップが楽
・スチルレンズでもシネレンズでも運用可能
・比較的安価なものもある。【短所】
・レンズに下から当ててるだけなのでカメラを持った時などに浮きやすい
・浮きやすいのでフォローフォーカス使用時などにズレるケースがある
ネジ止めタイプ
【長所】
・フォローフォーカス使用時など安定性抜群
・カメラを動かす際などに剛性感を感じられる
・カッコいい(個人的主観!)【短所】
・位置合わせやレンズ交換などセットアップ変更が大変
・お値段高めな場合が多い
第1回レンズサポート編④に続く (実際にマウントした時の様子を紹介)