VST005「映画『MOTHER マザー』の撮影監督と照明技師が語る“リアル”な役者の感情を活かすための照明表現」


2月20日発売のVIDEO SALON 3月号特集「映像ライティング講座」と連動するZoomを使ったオンラインセミナーです。

1月21日に開催するのは、映画『MOTHER マザー』の撮影監督と照明技師によるトークショーです。大森立嗣監督、長澤まさみさん主演で昨年夏に公開され、長澤まさみさんが日刊スポーツ映画大賞主演女優賞を獲得するなど俳優陣の演技が話題になった映画ですが、実はその演技を大きく左右するのが撮影と照明です。今回は特に人物への照明でなにをどう表現できるのかということにスポットを当て、撮影監督の辻智彦さん、照明技師の大久保礼司さんをゲストにお招きして、舞台裏を解き明かしていきます。

❇︎当日、都合により参加できない場合は、翌日以降、メールでご連絡するアドレスからアーカイブを視聴することが可能です。

映画『MOTHER マザー』はすでにNETFLIXで視聴することが可能です。受講される方は事前に予習をかねて視聴されることをお勧めします。

特に注目して見ていただくポイントとしては、

●一般的なテレビドラマではあり得ない食卓のシーンのライティング

●追いかけてきた阿部サダヲさんと長澤まさみさんの三畳間でのシーン(1時間6分から/以下の写真参照)

●ラストシーンの長澤さんへのライティング(目に注目!!)

照明というとライトを増やし、明るくすることを連想してしまいますが、『MOTEHR マザー』で実践していったのは、「引き算の照明」「光をカットする」こと。特に「キャッチライト」を禁じた「目に光を入れない」表現をしたといいます。

●トークショーの内容

  1. 撮影監督と照明技師の関係とは?
  2. 『MOTHER マザー』の撮影機材、撮影について
  3. 映画の現場における「照明」の役割とは?
  4. 「映画」の撮影方法論、ライティング方法論、映像のトーン作りと照明の連携について
  5. 「ドラマ」をよりドラマティックに見せていく照明表現とは?
  6.  リアリズム、「リアル」な役者の感情を生かすための照明表現とは?
  7.  照明機材を実際に持ち込んだライティングの実演

※応募の締切は1月21日(金)17時となります。

●登壇者

撮影●辻智彦

映像カメラマン。映像制作会社ハイクロス シネマトグラフィ代表。1970年和歌山県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、フリーンスカメラマンとして『ザ・ノンフィクション』『世界の車窓から』『ETV特集』など数多くのテレビドキュメンタリーを撮影。また、『実録・連合赤軍』『キャタピラー』(監督:若松孝二)『止められるか、俺たちを』(2018監督:白石和彌)『MOTHERマザー』(2020監督:大森立嗣)など劇映画の話題作も多く手がけている。2011年、ハイクロスシネマトグラフィ設立後は撮影と共に企画、演出、プロデュースなども手がける。VIDEO SALON誌ではドキュメンタリー撮影問答のホスト役を務める。

照明●大久保礼司

1977年生まれ。大学在学中から映像制作の現場に携わる。カメラマンを目指して映画の撮影助手としてキャリアスタートしたが、照明技術の奥深さに魅入られて照明部に転向。照明技師としては、若松孝二監督の映画『17歳の風景』で、撮影の辻智彦氏と初めてタッグを組む。『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』『キャタピラー』(若松孝二監督)、『止められるか俺たちを」(白石和彌監督)、『MOTHER』(大森立嗣監督)などの映画で照明技師として活躍している。

 

●開催概要

日時:2021年1月21日(木)18時45分(開場)、19時(開演)

参加料金:

「ウェビナー単体受講」税込2,570円

「ウェビナー受講+VIDEO SALON 3月号セット」税込4,000円
※ウェビナー受講と雑誌VIDEO SALON 3月号のセットです。雑誌は2021年2月20日頃にお届けします(到着は地域によって異なります)。

定員:98

当日のタイムテーブル:(進行によって変動します)

18:45 開場

19:00 諸注意・投票アンケート

19:05 トークショー開始

20:00    休憩

20:05    デモ実演

20:20    質疑応答  フリートーク

20:50    お知らせ

20:55    イベント終了

 

※応募の締切は1月21日(木)17時となります。

 

●3月号「映像ライティング講座」特集について

“人と差をつける!”をテーマに、照明の基礎やライトの種類を学んだ上で、インタビュー取材での実践的なノウハウ、心をコントロールする光と色についてなど、一歩踏み込んだライティングを習得できる特集です。

 

● ウェビナーご参加の流れ

①Peatixでチケットをご購入(確認メールが届きます)

②Peatixでチケット購入時にお届けする申し込み完了メールにて、ウェビナーへ参加するためのURLをお知らせします。

③Zoomでウェビナーを受講(Zoomウェビナーを利用できる環境をそれまでにご準備ください。動画を視聴する関係上、できましたら回線速度が確保されている有線LANの環境をお勧めします)。また、動画はVimeoなどの関連リンクを事前、もしくは随時提示する場合がありますので、できるだけ大きめのディスプレイが快適です。Zoomウェビナーの機能であるQ&Aを利用して、講師に質問することも可能です。

④復習、もしくは回線の関係で視聴できなかった場合は、1週間限定で公開されるVimeoのアーカイブ動画をご覧ください(URLの拡散はご遠慮ください)。参加者の皆様にメールにてご案内いたします。

⑤ウェビナー+雑誌セットをご注文頂いた方にはPeatixに登録いただいたご住所に2月20日ごろお送りします。

 

●注意事項

*ウェビナーの録画・スクリーンショットは禁止とさせていただきます。
*スマホのキャリアメールでPeatixやZoomからのメールが届かない事例が報告されています。登録はPCメールかGmail、Yahooメール等のフリーメールを推奨します。
*ウェビナーは有線LANで接続したPCでの視聴を推奨します。ご視聴の回線環境によっては動画の解像度やフレームレートが低減する可能性がございます。

 

●主催

玄光社 VIDEO SALON編集部/サロン・エージェンシー

 

●問い合わせ先

VIDEO SALON WEBINAR事務局
seminar@genkosha.co.jp(メール)

 

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