10月20日発売のVIDEO SALON 11月号では「映像業界の労働環境を考える」をテーマに連動ウェビナーを展開していきます

華々しい演出で観客を魅了する映像作品…しかし、その裏側には制作に従事するスタッフの涙ぐましい努力があります。労働時間、賃金、契約、ハラスメントなど、近年は映像業界の過酷な労働環境が取り沙汰されることが多いなか、作品の品質を担保しながらも労働環境を改善しようとする人々がいることも事実です。今回の特集では映画やドラマ、CM、MVなど各分野で労働環境の改善、明るい未来に向けた取り組みを紹介しながら、いまある問題点を再認識し、より良い労働環境を模索していきます。

このウェビナーでは、映像制作技術という側面から労働環境を捉えます。今年、VFX専門の映像制作チーム・VeAbleを立ち上げた涌井嶺さんと、VeAble創設メンバーで映像ディレクターのMONAさんを講師に迎え、労働問題を解決する手段として、VFXの活用について考えます。演出の幅をどのようにして広げるのか、作業はどう効率化できるのかなど、VeAbleが手掛けたMV「LADYBUG」(Noah Sato)を例に、ワークフローを解説していきます。

今後、映像制作においてVFXを活用していきたいと考えるクリエイターは必見です。

●開催概要

日時:2022年9月2日(金)18時45分(開場)、19時(開演)

参加料金:

「ウェビナー単体受講」税込4,070円

「ウェビナー受講+VIDEO SALON 11月号セット」税込5,720円
※ウェビナー受講と雑誌VIDEO SALON 11月号のセットです。雑誌は2022年10月20日頃にお届けします(到着は地域によって異なります)。

 

*チケットは当日の講演終了後もお買い求めいただけます。応募の締切は2022年8月30日(火)23時55分となります。

*当日、都合により参加できない場合は、翌日以降、メールでご連絡するアドレスから1週間限定でアーカイブをご視聴いただけます。

 

●登壇者

涌井 嶺(Ray Wakui​)

1993年生まれ。VFXアーティスト・映像ディレクター。
映像作家100人2022選出 / VFX Awards JAPAN 2022 優秀賞受賞。

2021年、人物以外フルCGの実写合成で制作したMV「Everything Lost」が大きな話題を集めた。その後は実写合成や3DCGのノウハウを生かし、手越祐也、ゴールデンボンバー、中島美嘉、 ずっと真夜中でいいのに。など著名アーティストのMVやCMでリードVFXアーティストを務める。

 

MONA

1995年生まれ。映像ディレクター。2016 年ごろより映像制作をスタート。
アイドルのMVや番組のオープニング、ファッション・ビューティーの広告映像等、 トレンドを意識した色彩表現のある映像を得意とする。神宿 FANTASTIC GIRL MV、JO1展、彼とオオカミちゃんには騙されないOP、佐藤ノアLADYBUG MVなど。

TwitterVimeo

 

●講座の内容(予定)

1.VeAbleを立ち上げた経緯

・韓国と日本国内のMV制作規模の違いを、VFXで埋められないか。
・「CGっぽさ」「合成っぽさ」からの脱却。
・同じ予算、撮影期間の中での演出。

2.BlenderによるVFXを使った映像制作の可能性

・VFXってそもそも何?
・オープンソースのソフトによる個人制作VFXが可能になったことで、これから変わっていくこと
・個人・少数のVFX制作で必要なこと

3.MV「LADYBUG」(Noah Sato)のワークフロー解説

従来のMV制作の問題点をVFXがどう解決するのか。制作工程やポイントを実例を交えて解説していきます。撮影はもちろん、エフェクトやライティング、グレーディングまで、制作の裏側をわかりやすく説明。またBlenderなど使用ソフトについての解説も行います。

…プリプロ/撮影/オフライン/キーイング/3DCG制作/コンポジット/グレーディング/オンライン

4.全体をディレクションできるVFXチームを目指して

 

MVに登場する3DCGの背景

 

グリーンバックで撮影

 

合成したままの画

 

人物の馴染ませ作業を行なった画

 

背景のCGはBlenderで作成

 

スタジオ全景

 

スタッフによる撮影準備風景

*チケットは当日の講演終了後もお買い求めいただけます。応募の締切は2022年9月2日(金23時55分となります。

*当日、都合により参加できない場合は、翌日以降、メールでご連絡するアドレスから1週間限定でアーカイブをご視聴いただけます。

 

●当日のタイムテーブル:(進行によって変動します)

19:00-19:05‌ 趣‌旨‌説‌明・登壇者紹介・‌参‌加‌者‌リ‌ア‌ル‌タ‌イ‌ム‌ア‌ン‌ケー‌ト‌

19:05-20:35 講‌演 ‌

20:35-20:40 休‌憩‌ ‌

20:40-20:55 質‌疑‌応‌答‌ ‌

20:55-21:00   お‌し‌ら‌せ・‌閉‌会‌

 

●11月号特集について

10月20日発売のVIDEO SALON 11月号では「映像業界の労働環境を考える」をテーマに連動ウェビナーを展開していきます。
華々しい演出で観客を魅了する映像作品…しかし、その裏側には制作に従事するスタッフの涙ぐましい努力があります。労働時間、賃金、契約、ハラスメントなど、近年は映像業界の過酷な労働環境が取り沙汰されることが多いなか、作品の品質を担保しながらも労働環境を改善しようとする人々がいることも事実です。今回の特集では映画やドラマ、CM、MVなど各分野で労働環境の改善、明るい未来に向けた取り組みを紹介しながら、いまある問題点を再認識し、より良い労働環境を模索していきます。

 

● ウェビナーご参加の流れ

①Peatixでチケットをご購入(確認メールが届きます)

②Peatixでチケット購入時にお届けする申し込み完了メールにて、ウェビナーへ参加するためのURLをお知らせします。

③受け取ったURLでウェビナーを受講(ウェビナーを利用できる環境をそれまでにご準備ください。動画を視聴する関係上、できましたら回線速度が確保されている有線LANの環境をお勧めします)。また、動画はVimeoなどの関連リンクを事前、もしくは随時提示する場合がありますので、できるだけ大きめのディスプレイが快適です。Vimeoライブの機能としてQ&Aを利用して、講師に質問することも可能です。

④復習、もしくは回線の関係で視聴できなかった場合は、1週間限定で公開されるVimeoのアーカイブ動画をご覧ください(URLの拡散はご遠慮ください)。ウェビナーの翌日に参加者の皆様にメールにてご案内いたします。

 

●注意事項

*ウェビナーの録画・スクリーンショットは禁止とさせていただきます。
*スマホのキャリアメールでPeatixからのメールが届かない事例が報告されています。登録はPCメールかGmail、Yahooメール等のフリーメールを推奨します。
*ウェビナーは有線LANで接続したPCでの視聴を推奨します。ご視聴の回線環境によっては動画の解像度やフレームレートが低減する可能性がございます。                           *Vimeoを利用しての配信では、途中で解像度が落ちたり途切れるケースがあります。その場合は再度ページを読み込み直してください。アーカイブのほうは問題ありませんので、そちらでご確認ください。

 

●主催

玄光社 VIDEO SALON編集部/サロン・エージェンシー

●問い合わせ先

VIDEO SALON WEBINAR事務局
seminar@genkosha.co.jp(メール)

 

●●VIDEO SALON WEBINARの動画を販売中!●●