連載●LiveEditingで行こう! DJI OSMO+ルミカBirds iRod 擬似空撮撮影のポイント


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文●川井拓也

株式会社ヒマナイヌ代表。配信チームLiveNINJA主宰。Ustream黎明期からマルチカメラによるライブ配信や収録を手がける。筆者のブログ●http://himag.blog.jp/

Vol.022 DJI OSMOと
ルミカBirds iRodで擬似空撮!

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▲今回は上野・浅草周辺でテストを行った。

こんな画が撮れました


撮影 :川井拓也
モデル:中島百々(オフィスパレット)

こんな機材で撮りました

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▲ルミカBirds iRod 6G-7500(23,000円)は仕舞寸法1.55m、全長7.5m。
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▲留め具部分。余り引っ張り過ぎると抜けるので注意。白い線が目印。
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▲収納ケースと三脚スタンドも付属する。
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▲スマートフォン用の専用ホルダーも付属する。
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▲iRodの先端には自由雲台が設置されており、OSMOのグリップ横にあるネジ穴に留めた上で養生テーブで補強。

撮影のポイント

 落ちる可能性が少しでもあるドローンは人口密集地で飛ばせませんが、DJI OSMOを一脚の先につけることでドローン風動画が撮れます。今回は全長7.5mまで伸ばせるBirds iRodと組み合わせて疑似空撮に挑戦しました! まずはiRodにOSMOを固定。OSMOはグリップ横に三脚穴がありますが、構造上最後までねじ込めません。原始的ですがテープで補強しました。匠商会というメーカーがOSMOの光軸と三脚穴が一直線上に並ぶ構造のアタッチメントを開発中でSYSTEM5などで販売予定です。これがあれば簡単に固定できるはずです。

●撮影時のコツは能のすり足
 基本は水平飛行から。ドローンが飛んでいる時のように一定の速度でカメラを前進。コツは「能のすり足」のように歩くこと。ジンバルがカメラのブレをある程度吸収してくれますが、歩行時の上下ブレはあまり軽減されません。前進する速度も早足くらいがいいでしょう。なるべく直線に歩くことも重要で、ふらふら歩くドローン風の映像に見えません。

●上下移動は2人体制で
 次は上下の動きを加えてみましょう。人物から徐々にドローンが遠ざかり離陸するような動きやその逆の動きです。これはカメラヘッドをOSMO本体の位置に合わせて操作するため、一人では撮れません。iRodを持ってOSMOを飛ばす操縦士とカメラヘッドをスマホアプリでパン・チルトを操作するカメラマンの2人1組で撮りましょう。
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▲2人体制の撮影スタイル。
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▲DJI OSMOは操作アプリDJI GOの画面を長押しした状態で指をスライドさせるとパン・チルトの操作ができる。

●キューブリックの映画のように消失点を捉える
 OSMOの焦点距離は35mm換算で20mmです。進行方向を捉える場合は遠近感を感じさせる消失点を意識しましょう。スタンリーキューブリックの映画などは消失点が画面の真ん中であることが多く参考になります。対象物を中心にして回り込むときはカメラヘッドのコントロールで被写体を画面の任意の位置にキープしましょう。建物などの場合は中心に、人物などの場合は目線の先を空ける感じにすると落ち着きのある疑似空撮動画になります。

●安全面の配慮も忘れずに
 最も重要なのは安全です。iRodを伸ばすとパイロットには相当な重量がかかります。万が一つまずいたりすればドローンでなくても通行人をケガさせる恐れもあります。周りには常に細心の注意を払いその場所の地形や路面状況を見て無理のない疑似空撮を心がけてください。

◆製品情報
DJI OSMO(カメラ一体型3軸手持ちジンバル)
http://www.dji.com/jp/product/osmo
ルミカBirds iRod 6G-7500(ハイアングル撮影用一脚)
http://www.lumicashop.com/products/detail681.html
●連載をまとめて読む
http://www.genkosha.com/vs/rensai/liveediting/
●この記事はビデオSALON2016年3月号より転載
http://www.genkosha.co.jp/vs/backnumber/1557.html