使えるアクセサリー発掘&調査部◎LastoLite(ラストライト)ハロコンパクト リフレクター/ディフューザー


LastoLite ハロコンパクト リフレクター/ディフューザー


ハロコンパクト リフレクター 82cm:シルバー/ホワイト、LL LR3300、13,511円(直販価格)、質量:390g(本体350g)、サイズ:幅27×奥行2.5cm

ハロコンパクト ディフューザー 82cm-2f:LL LR3301、13,511円(直販価格)、質量:370g(本体330g)、サイズ:幅27×奥行2.5cm

リフレクター/ディフューザー:ファブリックカバーのみ、各4,968円(直販価格)

▲ケースには、変換ネジとフレーム、ファブリックカバーと呼ばれるリフレクターもしくはディフューザーが入っている。

コンパクトで平面性が高い新スタイルの2種類

ヴァイテックイメージングが扱うブランド、LastoLite(ラストライト)よりハロコンパクト ディフューザー 82cm -2fとハロコンパクト リフレクター82cm(シルバー/ ホワイト)が登場した。ディフューザーは強い光線を拡散して柔らかく、リフレクターは逆に光を反射させて明るく写したい被写体にあてるためのもの。どちらも撮影現場にはなくてはならないアイテムだが、意外と嵩張るので気になっていたところ、この製品がリリースされたので使ってみた。

広げた大きさはともに82㎝。同じフレームに取り付ける物によってディフューザーとリフレクターに変化する。両者とも布も単体での販売されているので、同じフレームでの使い分けも可能だ。

まず気に入ったのが、その仕舞い寸法。長さ27㎝で、形状はほぼ折り畳み傘のような感じになる。これまで四角い枠を組み立てるロールレフや、1/3に折りたたむ円形のレフなど数多く使ってきたが、82㎝径ほどのものでこれほどコンパクトになる製品は初めてだ。カメラバックの片隅に入れておいてもいいだろうし、付属のフックでカメラバッグに引っ掛けることもできる。重さも400g足らずと軽い。

 

組み立ても簡単ロールレフのような丸レフ

小さな収納バッグから出すと、フックのついたファブリックカバーのディフューザー(もしくはリフレクター)とフレーム、そして1/4”オス/1/4”オス変換アダプターが出てくる。フレームには1/4”メスの穴があるのでオスメスの変換ができる。

フレームはRapidExoframeテクノロジーと呼ばれる伸縮性のあるコードでつながれた短いフレームを組み立てるもので、グリップ部分をスライド勘合させることで簡単に円形のフレームができあがる。ディフューザー及びリフレクターにはそれぞれ12個のフックがついているのでフレームに布をとめるだけで使用できる。

組み立てて感じたことはその平面性の良さで、丸レフのように少しの風で不安定になることもない。言うならばロールレフの安定性を持った丸レフという感触だ。実際これまで使ってきたLastoLiteブランドのトライグリップリフレクターやディフューザーよりも平面性が高く感じた。グリップがやや細めのものではあるが、重量が約100g軽いので取り回しは楽に感じる。82cmというサイズも手頃で、取り回しの良さと効果のいいバランスだと思う。

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光を抑えるディフューザーで全体の露出を整える

冒頭にも書いているが、ディフューザーとリフレクターは現場になくてはならない存在だ。カメラが進化しても被写体に当たる光線そのものをコントロールすることは不可能だろう。それを簡単にそして劇的に変化させるのがディフューザーとリフレクターなのだ。逆光撮影の場合、被写体がフラットになりがちだが、軽くリフレクターを使用することで、メリハリやアイキャッチなどを加えることもできる。

順光撮影の場合、コントラストの付き過ぎになることも多い被写体をフラットな光線状態にすることができる。ディフューザーにより被写体の明るさが約2絞り落ちるがこれをカメラで明るさ調整することで、背景をふくめて全体を明るく表現することができる。この被写体と背景の明るさの違いの差の緩和がまさにディフューザーが必要なポイントと言える。

撮影にはなくてはならないディフューザーとリフレクターなので二つ持ち歩くことになるのかもしれないが、できればその両方を付け替えて使用できるセット品を発売してもらいたいところだ。


▲動画に使用する場合、反射の角度を細かく調整しなければならないリフレクターよりも光を柔らかくするディフューザーのほうが使い勝手が良い。その透過率もポイントでこのディフューザーのように2絞りくらいが背景とのバランスがいい感じに表現できる。

 

◉太陽が直接人物に当たるような場合はコントラストが付きすぎるので、ディフューザーが有効。
▲ディフューザーなし

▲ディフューザーあり

 

◉被写体が花などでもディフューザーは効果的。面光源となり柔らかく繊細なディティールを表現できる。背景とのバランスもうまく保てる。
▲ディフューザーなし

▲ディフューザーあり

 

▲逆光などの人物撮影にはリフレクターが有効。顔の影を消したりキャッチライトを目に加えたりと、狙う表現にあわせて細かく動かしながらコントロールする。


▲小ネジを設けているので三脚にもつけられる。

▲グリップ部には1/4”メスねじが切ってあり、オスへの変換ネジも付属するので三脚などに取り付けられる。ただ風のある屋外では1点に大きな力がかかる構造となり注意が必要。

▲長手33cmのメッセンジャーバッグに入れてみた。長さが27㎝でちょうど折り畳み傘のサイズ、バッグに余裕で入る。普段からバックの中に常備しておける感覚がいい。

 

LastoLite  問い合わせ◎ヴァイテックイメージング●03-5404-6871

 

ビデオSALON2019年8月号より転載