2008年11月号の読者投稿コーナー「ザ・ビデオパーク」に掲載した作品です。
◆『行田古代蓮の里・古代ハスの一生』(5分20秒)
関口 豊さん(埼玉県狭山市)
カメラ●ソニーHDR-HC3
編集●プレミアプロ2.0
作品紹介●
埼玉県行田市のとある公園。そこは掘り出された1千年以上昔の蓮を復活させた古代蓮の池と世界の蓮を集めた公園となっている。そのいろいろな蓮を紹介する作者。古代蓮の開花もインターバルで1日目、2日目、3日目と克明に描き出していく。やがて蓮の花は散り、葉も枯れ果てる。翌年再び芽吹く蓮の成長過程も追いかけていく。
◆『トロッコ電車で行く黒部峡谷』(5分)
カメラ●パナソニックNV-GS500
編集●プレミアプロ2.0
作品紹介●
黒部峡谷を走るトロッコ列車。作者は通り過ぎる景色や車掌さんの行動等を独特の語りで表現。目的地の温泉につかり再びトロッコ列車で帰路に。そんな撮影会での出来事を私的に描写した作品。
◆『東京ぶらり散策 勝鬨橋を歩く』(8分34秒)
高木 茂さん(東京都西東京市)
カメラ●ソニーDCR-SR62
編集●エディウス4.6
作品紹介●
東京隅田川にかかる数ある橋の最下流に位置する勝鬨橋。1940年に船を通すための開閉の設備を持つ橋として誕生。その勝鬨橋をじっくりと解説した作品。付近の記念館の資料も有効に活用。平成になってはじまったライトアップの光が隅田川の水面を静かに揺らす。
◆『夕張メロン』(5分)
大栗一孝さん(北海道江別市)
カメラ●パナソニックNV-GS500
編集●DV-7DL SE
作品紹介●
冬の雪かきから夏の出荷まで、現地を6回も訪れて日本が誇るブランドである夕張メロンの生産を丹念に追った作品。接ぎ木や定植、芯摘みに整枝と心のこもった作業が続く。収穫されたメロンは集荷場に集められ、町民総出で出荷作業にあたる。
◆『若葉萌え爽やかに風薫る』(9分45秒)
原 啓さん(栃木県佐野市)
カメラ●ソニーHDR-FX1
編集●プレミアプロCS3
作品紹介●
紅葉で有名な栃木県の日光界隈だが、「若葉の季節もまた良い」と6月に撮影に出掛けた作者。竜頭の滝に戦場ケ原、光徳池に光徳牧場など、日光の情景を自然の現場音と音楽で淡々と描く。
◆『我が道を行く 有明山』(11分59秒)
吉野和彦さん(長野県松本市)
カメラ●キヤノンXH A-1・HV20、ソニーHDR-FX1
編集●DV-7DLGほか
作品紹介●
作者の山岳ガイドビデオシリーズ。今回は信州安曇野、北アルプス連峰にあって個性的な山、有明山が舞台。冬にも雪をかぶらず周囲の景観からは異彩を放つ。形は富士山を思わせる暖かさを感じる。作品は今回も作者独特の自分撮りが冴える。