ソニーは12日(米国現地時間)、世界初「Google TV」プラットフォームを採用した「Sony Internet TV」の米国での発売を発表した(日本での発売は現在未定)。テレビ視聴はもちろん、WEBサイトや動画などインターネット上のコンテンツをこの1台で同時に楽しむことができる。
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(左)Sony Internet TV(右)Sony Internet TV Blu-ray Disc Player


 Sony Internet TVはインテルのAtomプロセッサーを搭載し、Google Chromeブラウザを使ってインターネットやテレビ番組を素早く検索できる。お気に入りのコンテンツはパソコン同様にブックマークも可能。2011年始めにはアプリケーションのダウンロードサービスも開始される予定だ。
 昨年11月に発表されたソニー「Qriocity(キュリオシティ)」のビデオ配信サービス「Video On Demand by Qriocity(キュリオシティ・ビデオオンデマンド)」に対応するほか、CNBC、Napster、NBA、Twitter、Youtube等のプリインストールされたアプリケーションで様々なコンテンツを楽しめる。
 また、Dual View機能を使って、テレビ番組を見ながら同時にインターネット機能を使用することが可能で、いま見ている番組についてツイートしたり、関連情報を検索したりと楽しみ方が広がる。
 操作にはQWERTYキーボード付きRFリモートコントローラーを使用し、パソコンのキーボードと同じような感覚で操作やコンテンツの検索ができる。今秋にダウンロード提供を開始するアプリにより、アンドロイド携帯端末もリモコンとして使用できるようになる予定。
 ラインナップはテレビ一体型の「Sony Internet TV」とBDプレーヤーを内蔵した「Sony Internet TV Blu-ray Disc Player」の2種類。「Sony Internet TV」は24~46V型の4モデルを用意し、いずれもLEDバックライトを搭載した1920×1080のフルHDパネル。4系統のHDMIとUSB端子を装備する。
●ソニー ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201010/10-140/index.html
●米国Sony Electronics ニュースリリース(英語)
http://news.sel.sony.com/en/press_room/consumer/television/release/58663.html