8月30日にMOOK「映画制作ハンドブック」発売しました。
よろしければぜひチェックしてみてください。
詳細はこちらから。


その本の中で
金子みすゞの詩をベースにショートムービーを作った柴口勳さんにメールインタビューしました。金子みすゞショートムービーコンテストで大賞をとった作品を
ローランドのビデオフェスティバルにも応募。大林監督はじめ各審査員の評価も高く、
私から審査員賞を贈呈いたしました。

教室に忘れた青いスイミングバッグをとってからの展開、
特に振り回しながら踊り場で意味不明の回転をするところが無性に好きですね。
山口県在住の柴口さんは40歳すぎてから映画を作り始めたとのこと。
このショートムービーは自分で撮影して自分で編集。
夏休みの学校を一日借りて撮影したそうです。スタッフは一人。つまり自分だけ。
カメラは家庭用ビデオカメラ(キヤノンG10)。
全然肩に力が入っていないところがいいです。
こうやって個人個人が日本全国でこんな「映画」を作り始めないかなあと
本気で夢想しています。