JUNSは、2016年7月発売予定のモバイルエンコーダー、JUNS LiveShoulderとJUNS LiveStudio/LiveCloudを6月8日(水)〜10日(金)の3日間にわたって幕張メッセで開催されるデジタルサイネージジャパン2016で展示する。


JUNS LiveShoulderは、HDMI端子とLAN端子をそれぞれ2系統備え、フルHD映像を異なる形式、異なるビットレートで同時に2ストリーム配信できるというもの。肩掛けして使用できるコンパクトな筐体で、バッテリー搭載なので、モバイルルーターを接続すれば屋外からの中継も可能になる。ボタン一つの簡単操作であらゆる現場から高品質な映像を送信できる。
送信した映像はストリーミングサーバーで受けてIPカメラとして使用したり、YouTubeやUSTREAM、FRESH! by AbemaTVなどの動画共有サイトを利用して配信を行なったり、同時に展示されるJUNS Live Cloudシステムに組み込むことで様々な用途に活用可能になる。
JUNS LiveShoulder
2016年7月発売予定
オープン価格(想定価格29万円〜)

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*画像は開発中のサンプルのため、仕様も含め,一部変更となる場合がある。
JUNS LiveStudio/LiveCloudも、7月に発売が予定されている新製品で、クラウド型次世代スイッチャー。有線で接続を行なうスタジオカメラとIPカメラ映像を同列・シームレスに扱い、クラウドサーバーで最大1000台の入力を一括コントロールできる。これまでは難しくて高価だった、遠隔地を結ぶ中継や多拠点会議、監視放送を安価に実現する。
JUNS LiveStudio/LiveCloud
2016年7月発売予定
オープン価格(29万円〜)
クラウドサービス(LiveCloud)は月額5万円〜

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*画像は開発中のサンプルのため、仕様も含め,一部変更となる場合がある。
HD-SDI/HDMIの入力端子を備え、カメラから直接フルHDの入力が可能。同時に、IPカメラからの映像を取り込み、スタジオカメラとIPカメラを並列に扱うことができる。ユーザーインターフェイスは、ピクチャインピクチャ、テロップ、スイッチング、エフェクトを分かりやすくまとめていて、しかもタッチパネルで簡単に操作が行なえるので、専門業者でなくてもオペレートすることができる。
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*画像は開発中のUIのため、仕様も含め,一部変更となる場合がある。
専用のストリーミングサーバーにはiPL社のクラウドを使用。24時間管理で、暗号化されたクローズドな配信を行なうことができる。また、iOSやAndroid専用アプリを用意しているので、スマホからの中継、視聴にも対応する。
JUNS LiveShoulderとJUNS LiveStudio/LiveCloudにより、以下のようなサービスが可能になる

JUNS LiveCloud運用例 〜工場監視システム

国内や世界の支社、工場に設置したカメラ映像をIPでクラウドに送り、本社や各支社より24時間監視することができる。また社内会議システムやイベントなどの配信にも応用させることができる。
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JUNS LiveCloud運用例〜スポーツ中継

広大な地域をカバーしなければならないスポーツ中継でもJUNS LiveCloudを利用すると以下のようなことが可能になる。たとえばマラソン中継では、各スポットからのカメラ映像をLiveShoulderでクラウドに伝送。スタジオで受けた映像をスタジオカメラと合わせ、配信することができる。スマホからの中継もできるので、少ない費用で多くの映像を扱える。
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JUNS LiveCloud運用例〜ネット選挙中継

選挙区それぞれにカメラとLiveShoulderを設置し、映像をクラウドに伝送。たとえば党本部などでは集めた映像を切り替え、当確した選挙区の映像に瞬時に切り替えることができる。テロップやPinPなどのエフェクトも扱えるので、テレビと同じような中継を少ない費用で実現できる。
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JUNS LiveCloud運用例〜災害時・緊急報道システム

テレビ局や新聞社での緊急放送システムとして。社員のスマホに中継アプリをセットアップしておけば、いつでもどこでもスマホからの中継が可能になる。クラウドに集められた緊急映像を、既存放送設備に組み込み、放送に回すことができる。
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製品についての問い合わせ先
JUNS株式会社
http://www.juns.jp/
TEL:03-5385-8123/FAX:03-5989-1706
担当:山中潤・須藤香