レイノックスHDP-7880ES+ソニーAX100実写テスト


製品の概要

レイノックスの「HDP-7880ES」は4Kビデオカメラに対応する0.79倍のワイドコナージョンレンズ。これを使うとワイド端の映像を0.79倍広くできる(レンズフードはなし)。このワイコンは、使用しているビデオカメラのフィルター径に適合したアダプターリングを取り付けた上でビデオカメラのフィルター径にねじ込んで装着する。

そのため製品には55mm、58mm、62mm径用の3種類のアダプターリングが付属し、ソニーFDR-AX55/AX40やキヤノンXA35/30、G40などに対応していた(パナソニックHC-WXF990M、WX990M、VX980M用のアダプターリングは現在のところなし)。しかし、同じ62mmでもソニーAX100などではレンズ同士が干渉するため、付属のアダプターでは装着できなかった。

そこで、7880ESのオプション品として発売されたのが「RT6262Sアダプター(3,241円)」。これを別途購入すれば、FDR-AX100、HDR-CX900、HXR-NX100、PXW-X70にも7880ESを取り付けられるようになる。ただし、AX100やX70で使用する場合は注意点があり、使用できるのはワイド端のみになる。

テスト結果

実際にAX100に7880ESを装着して試したところ、ズーム操作をすると途中から周辺がケラれてしまった。これは手ブレ補正を「切」にした状態で顕著に現れる。またテレ端では極端に解像度が落ち、紗をかけたような映像になる。しかし考えようによっては周辺減光の映像がほしい時や紗をかけた映像がほしい時に、あえて使うという手もある。

AX100のワイド端は29.0mm(35mm判換算値)なので、7880ESを装着すると22.91mm相当になる(29×0.79=22.91)。29mmというのは標準の広角側としては広いほうだが、アクティブ手ブレ補正をONにすると画角は狭まるし、風景の広々感を表現するにはまだまだ足りない印象。少し前のビデオカメラほど、常にワイコンを装着しないと使い物にならないということはないが、ここぞという時に使用すると効果絶大。

特に街の風景を表現したい時や、空を見上げて広大さを表現したい時など、歪みも少ないので、使いやすいワイド映像を撮影できると思う。

AX100の場合はワイド端でしか使用できないので装着しっぱなしということはないと思うが、コンバージョンレンズを装着すると解像感は落ちるし、わずかに暗くなる。必要な時だけ取り付けて使用するのが正しい使い方だ。

手ブレ補正OFF時の比較

▲AX100標準状態のワイド端+手ブレ補正OFF

▲AX100+7880ESのワイド端+手ブレ補正OFF

手ブレ補正ON時の比較

▲AX100標準状態のワイド端+アクティブ手ブレ補正ON

▲AX100+7880ESのワイド端+アクティブ手ブレ補正ON

4枚とも同じ設定で撮影した4K動画から切り出した静止画。7880ES使用時はフレアが大きく入り、明るさも変わってしまったが、それもいいアクセントになっている。

ズーム時のケラレ具合

▲7880ES装着時にズーム中に現れる周辺のケラレはこんな感じ。

なお、AX100用のオプションリングをセットにした「レイノックスHDP-7880ES AX100用オプションリング付きセット」をビデオSALON.STOREで購入できる。

レイノックスHDP-7880ES AX100用オプションリング付きセット
25,000円(税・送料込み)

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