アスク・エムイーブースでは、AV over IP コーナーとして、IP 対応の PTZ リモートカメラやコントローラー、コンバーター、エンコーダー、デコーダー、収録・再生ソフトウェアなどをまとめて紹介していた。新製品としては、Telycamという新しい取り扱いブランドのPTZカメラ。自動トラッキング機能を搭載し、最大4K/60p対応で、最大30倍の光学ズームを搭載。FreeDプロトコルに対応している。
TriCasterはNewTeck社が開発したライブプロダクション製品群だが、2019年にNewTek 社は Vizrt グループに合流していた。2023年9月にVizrt 社はNewTek ブランドの製品群を Vizrt ブランドに統合することを発表した。ということで、今年のInter BEEからは、NewTeckのではなく、VizrtのTriCasterということになる。
4K 対応クラウドベーススイッチャー『TriCaster Vectar』(右)と、TriCasterシリーズシステム専用コントロールパネル、2-Stripe CP(左)。TriCaster Vectarはソフトウェアベースのクラウド型のスイッチングソリューション。
KILOVIEW(キロビュー)は、2011年に設立されたIP ベース・ビデオ伝送デバイスを開発・製造するソリューションプロバイダー。当初はビデオのエンコード / デコード、コンバーターなどをラインナップしていたが、今年は、NDIソリューションをさらに充実させる製品群を展示した。
CUBE X1 NDI COREは、NDIソースをスイッチングしたり、配信を一見管理できる製品。NDI入力16チャンネル、NDI出力32チャンネルを可能にする。
CUBE R1はレコーダーで、最大9チャンネルのNDIソースを記録しながら、1/4/9分割ビューで同時にプレビューできる。
SSDはホットスワップ可能なデュアルSSDスロット。
LinkDeckシリーズは、スイッチャー、PTZコントローラーなどのコンポーネントを分割でき、IPベースで動作するモジュール構造システム。