ニコンブースで一際目立っていたのが、モーションコントロール撮影で使用されるロボットアーム「BOLT」。これは人の手ではなし得ないような撮影を実現する機器。繰り返し同じ動きを正確に再現し、さらにハイスピードなアームの動きで、独特の表現を可能にする。
ブースでは、「Z 9」を載せたロボットアームが、ハイスピードで動き回り、訪れる人を驚かせていた。
今回展示された「BOLT」は、ニコンクリエイツが保有する機体。バーチャルプロダクションシステムやボリュメトリック撮影が可能な複合型撮影施設「平和島ステージ」を保有するニコンクリエイツ。今回の「BOLT」の展示から、映像サービスにも力を入れていくというニコンの強い意志も感じられた。