1月20日に2月号も発売されたということで、お仕事モード全開に入りたいと思います。ということでは、今回は「マイお仕事レンズ」。
カメラは前回も書いたように、EOS 5D Mark IIなのですが、これ用の標準レンズキット24-105mmはもっていません。一気に買うお金と勇気がなかったのです。
これまでフィルム時代はEOS100から始まって、EOS RT(中古)、EOS Kissの3台があってずっとキヤノンだったのですが、デジタルカメラになってからは5D MarkIIが初めてなので、レンズはまともなものがなかったのです。
とりあえずボディだけ買って、あとは安い単焦点でしのぎつつ、一本ずつ買っていって(しかも中古)、一応取材に対応できるラインナップになりました。
ワイド側からEF17-40mm F4、EF50mm F1.4、EF100mm F2.8 MACROです。
これで一通り、何でもカバーできます。
こういうラインナップを考えるのって楽しくないですか?
仕事中でもカタログとかネット見ながら、考えたり、価格調べたり・・・。
焦点距離的には、50mmはいらないだろう、というご意見もあろうかと思いますが、
明るさが足りないときにはこいつを使おうということです。
ただ、実際には5D Mark IIは高感度なので、
ISOを上げて対応してもB5雑誌くらいであれば楽勝です。
実はラインナップとかいいながら、
映画の現場の取材に行くときは、EF17-40mmF4だけです。
あとはサブにコンパクトカメラを持っていきます(これはまだ別の機会に)。
万が一メインカメラをなくしたときでも、
なんとか記事が構成できるようにという保険です。
だから、コンパクトカメラは別のバッグに入れます。
では、EF17-40mmで撮った映画「阪急電車」の現場写真をごらんください。
この内容は、2月号でEOS MOVIEの事例としてレポートしていますので、
お読みいただければ幸いです。
▲カメラはEOS-1D MarkIVを2台使用。テクニカルファームのMovieTUBEを使用しているので、カメラがよく見えません。
▲おそらく17mm側いっぱい。こういうカットが撮れるのでほんとに助かります。場所は神戸の喫茶店。お客さんはエキストラです。
▲こちらは40mm側。これくらい寄れればなんとか。本番のカット直前なので現場スタッフも真剣です。向こう側のカメラマンが今回取材した池田英孝さん。左端の照明の方は現場でなんかいい味出してましたね。
▲撮影した順番からすると、このカットは最初のほうです。三宅監督(手前の背中)とスタッフがこのシーンのカット割りについて相談しています。こういうところ、好きですね。音声さんが打ち合わせの内容をガンマイクを通してヘッドホンで聞いているのがおかしい。
「阪急電車」は2011年4月公開!
まだホームページはできていませんが、
東宝のWEBサイトはこちら。
http://www.toho.co.jp/lineup/hankyudensha/