2024年3月号(2月20日発売)のテーマは「ショートドラマのつくりかた」。映画やテレビドラマではなく、WEBで見せるショートドラマが人気です。企業のブランディングムービーや自治体からの依頼でショートムービー(ドラマ)を作る事例が増えてきました。WEB CMでも物語のあるショートドラマの連続モノがSNSで話題になります。さらに、TikTokやYouTubeショートなどで見せる縦型ショートドラマも注目を集めています。これまで映画やドラマを作ってこなかった人たちでも取り組める「ショートドラマのつくりかた」を、脚本・ストーリーづくりから、実際の事例に基づいたメイキングまで紹介していきます。
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【特集の内容はこちら】
TikTok縦型ドラマでバズる! ごっこ倶楽部の脚本・演出・編集ノウハウ
脚本、演出、キャスティング、撮影、編集をすべてチーム内でこなし、Z世代にウケる縦型ショートドラマならではの濃縮された内容とテンポの良い展開を持ち味に数々のヒットドラマを生み出しているドラマクリエイター集団が「ごっこ倶楽部」。その制作ノウハウを統括プロデューサーの志村 優さんに語っていただくとともに、現在制作中の作品の撮影現場にお邪魔した。
ブランディングムービーのためのストーリー・脚本づくり
DRAWING AND MANUALのプランナー/脚本家、唐津宏治さんを講師に迎えて、“物語”で感情を動かすストーリー・脚本づくりを学ぶ。マーケティング的にも物語は有効で、視聴者の感情を揺さぶることで映像はより効果的に機能する。想起させたい感情をどうやって起こさせるか、キャラクターやログラインの立て方、人を揺さぶる脚本づくり…など、さまざまな角度から言葉に関する仕事をしてきた唐津さんが、なぜ「物語」を大切にしているのか、事例を交えながら解説する。
ショートドラマでもドラマチックにできる!シナリオ・センター式のシナリオづくりの考え方
日本のテレビドラマは脚本家の名前で語られることが多いが、今活躍している多くの脚本家を輩出しているのが、50年以上の歴史を持つシナリオ・センターだ。ここでは、シナリオを書いたことのないビデオグラファーに向けて、ショートドラマを想定したシナリオづくりの考え方を教えていただく。
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『BRANDED SHORTS』の傾向から学ぶ 魅力あるブランデッドムービーとは何か
企業やブランドの価値を確立するため、通常のCMとは違った魅力を発信するブランデッドムービー。本記事では、アジア最大級の国際短編映画祭SSFF & ASIAが展開する「BRANDED SHORTS」の作品選定を担う磯山亜希さん、ショートフィルム制作事業プロデューサーの角保 凌さんを迎え、国内外におけるショートフィルムの傾向、ブランデッドムービーの作り方などを詳しく解説してもらった。
ショートムービーの市場を作りたい! 世界の優秀作が観られるSAMANSA
5分から20分程度の短編で2時間映画に匹敵、いやそれとは別種の感情を動かす作品を作ることができる。それを堪能できるのがSAMANSA(サマンサ)の魅力だ。同社代表の岩永祐一さんにお話を伺った。
青森の人々と作り上げた短編映画『からっぽ』制作の裏側
青森県で10代〜20代の若者たちと一緒に取り組んだ短編映画制作プロジェクトを中心に、青森との出会いとそこで得た様々な気づき、地域の映像を撮る想いについて、藤代雄一朗さんに語ってもらった。地元の素人の役者を起用したドキュメンタリー的な撮影手法や、フィードバックを受けての編集のビフォーアフターが見られる貴重な映像資料を提供していただいた。
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短編映画『home』を例に考える“正しく売れる”ための映像制作術
近年では、映画やテレビドラマではなくWEBショートドラマが人気を博している。本記事では、ストーリーレーベル「ノーミーツ」が制作した四国電力の採用短編映画『home』を作例に、監督の宮原拓也さんと脚本の岩崎裕介さんを講師に招き、企画から制作準備、撮影、編集といった一連の流れのなかで魅せるショートドラマをつくるためのポイントや、映像作家として正しく売れるための考え方を紐解いていく。
VFXを活かした短編シリーズの事例 ストーリー仕立てで魅せるSFドラマ制作
「進研ゼミ小学講座」で配信中 SFドラマ『情報発信局「わくわく! 地球調査隊」』は子供向けコンテンツでありながら大人たちが本気になって制作しているドラマ短編シリーズだ。VFX表現も豊富なこの作品は、毎週1本の配信に合わせてどのように制作されているのか。監督の岡 太地さんを中心にスタッフ陣に制作の様子をうかがった。
【レポート】
カラリストに訊く 映画『首』のルックができるまで
待望の未来派シネマカメラ ソニーBURANOレポート
マリモレコーズ 江夏由洋
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