パナソニックは、マイクロフォーサーズのミラーレス一眼『LUMIX GH7』を7月26日より発売する。価格はオープンで、市場想定価格は、ボディ本体が274,200円前後、Lキット(「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」が付属)が347,500円前後。32bit Float録音を可能にするXLRマイクロホンアダプター「DMW-XLR2」も同時発売で、55,400円前後(すべて税込)。
2022年発売のGH6の後継機種。イメージセンサーは有効約2,520万画素の裏面照射型CMOSを採用。GHシリーズとして初の像面位相差AFを搭載し、高速で高精度なAF性能を発揮。飛行機認識、列車認識を新たに追加され「リアルタイム認識AF」がさらに進化。ダイナミックレンジブースト機能の最低感度は前モデルのISO800からISO500に。
これまで外部レコーダーでのみ記録可能だった「Apple ProRes RAW HQ / Apple ProRes RAW」をCFexpress Type Bカードを使用してカメラ本体への内部記録を可能(Blackmagic RAWはHDMI外部出力に対応)。
5.7K/60p、4K/120p、5.8K/30pなど多彩な動画をクロップレスで撮影可能。主要記録モードで全て10bit撮影に対応。
別売アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU3A」購入で、ARRIのシネマカメラとのカラーマッチングが可能な「ARRI LogC3」に対応。アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU3A」はオープンで、市場想定価格は33,000円前後(税込)。記録メディアはCFexpress、SDカードの他、外付けのUSB-SSDに対応。
また、レンズ交換式デジタルカメラとして世界初、別売のXLRマイクロホンアダプター「DMW-XLR2」装着で、高品質な音声収録ができる32bitフロート録音に対応。
ボディ内手ブレ補正は7.5段分手ブレ補正性能を実現。動画周辺歪み補正や強モードを搭載した「動画アクティブ I.S.」など、手ブレ補正技術が進化。
オリジナルのLUTファイルを読み込んで、新たな色表現を動画/写真に反映できる「リアルタイムLUT」を搭載。新スマートフォンアプリ「LUMIX Lab」とも連携可能。そのほか、ユーザーが静止画や映像を編集しながら共有および共同作業できる、アドビ「Frame.io」への接続に対応。
ファン搭載の放熱構造、効率的な放熱処理により、4:2:2 10bit C4K/4K 60p/50p内部録画/HDMI同時出力で無制限の録画時間を実現。マグネシウム合金フレームと、ボディの接合部や操作部材にはシーリング構造を採用で、防塵・防滴設計に加え、寒冷地での撮影も可能にするマイナス10℃の耐低温設計を実現。
本体サイズは約138.4(幅)×100.3(高さ)×99.6(奥行)mm)、重量は約721g。
◉製品情報
https://panasonic.jp/dc/products/DC-GH7.html
パナソニック株式会社
https://www.panasonic.com/jp/home.html