●特集1「YOASOBIの映像クリエイティブ」

“小説を音楽にするユニット”というコンセプトのもと、2019年10月1日結成されたYOASOBI。 今月の特集ではその活動5周年を記念し、MVやライブ映像演出といった映像クリエイティブにフォーカスする。 原作や楽曲の世界観をもとにクリエイターはどのように企画を着想し、 最終的な映像作品として形作っていったのか? 映像クリエイターの制作の舞台裏に迫る。 〜〜CONTENTS〜〜
演出×デザイン×モーション×3DCG クリエイターの 『〈物語〉シリーズ』愛から生まれた 『UNDEAD』MV 篠田利隆(異次元TOKYO)/堀内 秀(.MP)/yonayona graphics/立松夏奈(異次元TOKYO)
ジェネラリストとスペシャリストなアニメーターが集結して作られた力作! 『舞台に立って』MVに見る 新しいアニメ制作のカタチ Ryoji Yamada(mimoid)
一度きりの感動を作り出す YOASOBIのライブ映像演出 平山純一(19-juke)/江藤 昇(flapper 3) 実写とアニメが融合した 『アドベンチャー』MV モーションキャプチャーのフローと 演出アイデア 田向 潤
監督・副監督が語る作品制作の裏側 『海のまにまに』MVが できるまで 土海明日香/史耕(騎虎)
YOASOBI作品を手掛ける映像クリエイターたちの座談会 MV制作の舞台裏と 気になるお互いの映像の作り方 nina/篠田利隆/牧野 惇

特集2「『ベイビーわるきゅーれ』シリーズに見るアクション監督の仕事」

知っているようであまり知らないアクション監督という仕事。 その役割は演者へのアクションの振り付けだけにとどまらず、 アクションシーンのカット割りから効果音、安全対策に至るまで、 該当シーンの演出・監修の責任を負う重要なポジションだ。 このページでは最前線で活躍する園村健介さんを講師に迎え、 最新作も公開中の『ベイビーわるきゅーれ』シリーズを題材に アクション監督の仕事について話を聞いた。

今月の話題

録音技師・根本飛鳥がインタビュー 圧倒的な臨場感と緊迫感で観客を没入させる 『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の音作り A24 史上最高の製作費をかけて世に放たれた 『シビル・ウォー アメリカ最後の日』。 観客は本作を通じて戦争の恐ろしさと狂気を“体感”することになるだろう。 同作の音作りキーパーソンである サウンドデザイナーのグレン・フリーマントルさんに映画の現場を中心に、 録音技師として活躍する根本飛鳥さんがその秘訣を聞いた。 Adobe Premiere Proだけで実践 SNSで再生数を回すための 編集&カラーグレーディング Y2( シネマティックビデオグラファー) 今年の9月に行われた 映像・写真の最新機材展示+スキルアップセミナー「CREATORS EDGE 2024」より ビデオサロンセミナーのひとつ、Adobeセッションとして行われた講演から 注目部分を抜き出して誌面でレポート
ビデオグラファーY2が感じた キヤノンEOS C80の「魅力」とは? キヤノンのEOS C80は、同社シネマカメラCINEMA EOS SYSTEMに加わった新たなラインナップ。 EOS C70を愛用しているというシネマティックビデオグラファーのY2さんにレビューを依頼したところ、 ショートドキュメンタリー映像を制作してくれた。 気になる画質や色味を中心に、制作時に感じたファーストインプレッションをお届けする。

新連載

映像クリエイターのための 知っておきたい法知識 田島佑規 映像制作をするなかで 「あれ、これって本当はどうしたらいいんだろう?」と悩んだことはありませんか? この連載では映像関連の事例も数多く経験してきた 弁護士の田島佑規さんが映像クリエイターにとって 知っておいて損はない法律の知識についてやさしく解説します。

VIDEO SALON2024年11月号