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●特集1「AIとクラウドを活用する動画制作術」

第1特集は「AIとクラウドを活用する動画制作術」。動画制作、映像制作は時間と手間がかかりますが、そのワークフローがいま変革の時期を迎えています。AIを活用すること大幅に時間短縮や手間を省きながらクオリティを高めることができますし、クラウドを利用することでチームでの制作の協業やクライアントとのやりとりを効率化することができます。その他のアイデアも含め、すでに取り組んでいる事例や小規模な動画制作チームでも実現可能な手法を紹介していきます。

〜〜CONTENTS〜〜

case1  効率化された新時代の映像制作ワークフローを紹介!
生成AI✖️映像制作におけるワークフローとアセット管理術
境 祐司

高品質な素材を短時間で大量に生み出せる生成AIの台頭により、変革を迎えつつある映像制作のワークフロー。
生成AIを駆使してひとりでクリエイティブ活動に取り組むプロジェクト「COLORS」を手掛けているCreative Edgeの境 祐司さんに生成AIを駆使した映像制作のワークフローとFrame.ioを活用した効率的なアセット管理術について実践的なテクニックを教えてもらった。

case2  Photoshop、Premiere Pro、After Effectsを連携!
アドビ搭載の生成AIを活用したバレ消し時短術
永田裕之

ドラマの編集などで要求される画面に映したくない文字や看板を映像から消す作業が「バレ消し」。
ロケーション撮影が多い作品では、相当な数を短時間で、しかもそれと分からないように消すことが求められる地道な作業だが生成AIやAIの技術を取り入れることで、より効率的に行えるようになるという。
ここではアドビの3つのアプリを連携させながら、AI技術を利用することで無駄な労力をかけない時短バレ消し作業法を紹介する。

case3. クオリティアップ&ワークフロースピードアップ!
DaVinci Resolve 19のAI・クラウド・新機能の使い方
松尾直樹

近年のアップデートによってDaVinci Resolveでできることが増えてきた。
自動字幕、Voice Isolation、Magic Mask、フェイス補正…など、クオリティアップとスピードアップにつながる実践的な機能をどのように使えばいいのか?
DaVinci Resolve認定トレーナーの松尾直樹さんに使い方を解説してもらった。

case4. 低コストで一気通貫の連携システムを構築!
クラウド技術を駆使した映像制作の統合ワークフロー
清本俊彦  

デジタルメディアコンテンツの世界では、短期間で映像制作を行う必要のある現場が多く、緻密な工程管理や、納期に間に合わせるための業務効率化は不可欠な要素と言える。本記事では、コンテンツ制作業務に特化した低コストの統合ワークフローを構築した、DENDEN株式会社の清本俊彦さんを講師に招き、収録から編集までを一気通貫で行える画期的なワークフローの導入方法について解説してもらった。

case5. 映画監督・松永大司さんのチームの現場
Blackmagic Cloudを活用してGENERATIONS from EXILE TRIBEのツアー映像を翌日SNSにアップ!

『エゴイスト』『トイレのピエタ』などの劇映画とデビュー作『ピュ〜ぴる』などのドキュメンタリー作品など自由に映像表現を行き来する松永大司監督が、Blackmagic Cloudを活用しているという。一体、どういった用途でどういう使い方をしているのか? 気になってお話を伺った。

case6. 正確な字幕素材からタイトル・概要・インデックスを効率的に生成する
生成AIで切り拓く「動画の二次活用」の実例
那波智彦 (朝日新聞社)、森下千津子(プロ機材ドットコム)

コロナ禍以降実施されてきたセミナーなどの動画を溜め込んでしまっていないだろうか? 実は動画からテキスト化することで、動画の資産は二次利用しやすくなる。そこで使いたいのが生成AIだ。このレポートでは、動画から正確な字幕素材を作り、要約や目次を作ることで二次活用していく方法について、実践例を交えつつ解説していく。


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