Appleは、新しいApple Immersiveのコンサート体験『Metallica』を3月14日（金）にApple Vision Proで発表。
メタリカの『M72 World Tour』のフィナーレにメキシコシティの会場で撮影された『Metallica』は、Apple Immersive Videoのためだけに撮影された。観客で埋め尽くされたスタジアムでのメタリカのライブショーから『Whiplash』、『One』、『Enter Sandman』の3曲のフルパフォーマンスを収録している。
バンドのフルパフォーマンスを複数の視点から撮影し、6万5千人以上の熱狂的なメタリカファンの熱気をカメラに収めるため、Appleは固定カメラ、ケーブルで吊るしたカメラ、ステージの周囲をリモートコントロールで動くカメラ台車のシステムを組み合わせた、14台のApple Immersive Videoカメラを配置した専用ステージを設置。
超高解像度の180度のビデオと空間オーディオを使用して、メタリカのライブで用いられるドーナツ型のステージ「スネイクピット」を目の前で見上げる視点（ドーナツの穴にあたる場所にも観客が入ることができる）から、バンドのエネルギッシュなパフォーマンスを周囲から広角で撮影した視点まで、様々な角度でバンド・メンバーに迫り、視聴者にこれまでにない体験を提供する。
多くのエピソードと映画がApple Immersive Videoに登場
『Adventure』および『Boundless』シリーズの新エピソードを含め、さらに多くのApple Immersive VideoをApple Vision Pro限定で楽しむことが可能。
『ボノ・ストーリーズ・オブ・サレンダー』の特別編が、5月30日（金・現地時間）にApple TV+で全世界に配信され、Apple Vision ProでもApple Immersive Videoで公開される。本作は、Apple Immersive Videoで視聴できる初の長編映画で、イノベーションに対するボノの思いが伝わる作品となっている。
『VIP』のエピソード1『ヤンキースタジアム』は、新しいApple Immersiveのシリーズで、視聴者は世界で最も有名な野球場に出入りできるフリーパスをもらったような体験ができる。このエピソードでは、放送界のレジェンド、ジョー・バックが、「フライデーナイト ベースボール」でのヤンキースとロサンゼルス・ドジャースの対戦を振り返りながら、トップアスリートや熱狂的なファン、スタッフ、劇的な瞬間が、ブロンクスにあるこの野球場をどのように伝説へと変えたのか、その全貌を視聴者にお届けする。
『VIP』のエピソード1『ヤンキースタジアム』は、Apple TV+で『フライデーナイト ベースボール』の配信が再開する3月29日（土）の1週間後の4月4日（金・現地時間）に世界中で無料配信される。
