銀一は、 Oseeの8チャンネル ストリーミングスイッチャー『GoStream Duet 8 ISO』を8月22日より発売する。価格はオープン。
『GoStream Duet 8 ISOは、HDMI 4入力とSDI 4入力(※1)、さらにNDI HX3、SRT、RTMP 、ビデオプレイバック、UVC(USB3.0)などさまざまな形式からの4入力(※2)に対応した、8チャンネル のストリーミングスイッチャー。
本体の入力モード設定で、各入力ソースの組み合わせを選択できる。ダイレクトストリーミングを3系統まで設定でき、YouTubeやTwitchなど多くのプラットフォームへのマルチ配信も可能。多彩なエフェクトも設定でき、本体でのプログラム収録と、各入力ソースのアイソ レーション(ISO)収録にも対応(※3)。
また、オーディオ入力はP48ファンタム電源対応のXLR 2系統と、3.5mm入力2系統を備えている。複数のカメラやオーディオ/ビデオ信号を一つのプログラム出力(PGM)にまとめ、ライブ配信はもちろ ん、収録後の編集ワークフローにも対応。
※1:HDMI 4入力とSDI 4入力の8入力設定には、最新ファームウェアへのアップデートが必要。
※2:ビデオプレイバックは入力5と入力6のみ、UVCは入力7と入力8のみに対応。
※3:ISO収録は外部SSDのみ対応。SDカードはプログラム収録のみで、ISO収録は非対応。


充実した入力オプション
4K HDMI/3G-SDI入力(※)、NDI HX3、SRT、RTMP、UVC(USB3.0)、ビデオプレイバックを入力ソー スとして使用可能で、NDI HXライセンスも付属。これにより、カムコーダーやSDIカメラ、ミラーレ スカメラにIPカメラ、PTZカメラ、USBウェブカメラ、さらにウェブ会議アプリ上のリモートゲスト映像 を、外部コンバーターなしで接続できる。
多彩な画面レイアウトに対応する8チャンネルの入力ソースは、少し手の込んだ画面構成にちょうど良く、 シンプルな配信から一歩進んだ番組制作に適している。
※映像出力フォーマット(HDMI)は1080p59.94まで。

アイソレーション(ISO)収録に対応
プログラムファイル(PGM)と、8つの入力ソースのアイソレーション(ISO)収録ができる(※)。 H.264(最大70Mb/s)での高画質録画で、各ファイルごとの編集ワークフローにも対応。
※PGM収録はSDカード、またはUSB-C接続のSSDに収録可能、ISO収録はUSB-C接続SSDにのみ収録可能。

MultiSource(マルチソース)機能を搭載
マルチソース機能により、4つのビデオウィンドウと1つの背景ビデオの、5つの映像を合成したソースを作成することができる。このソースは、ほかのビデオ入力と同様に利用でき、コンポジションエンジンに シームレスに統合される。ビデオウィンドウの入力は、映像入力、メディアプレイヤー、カラーバーから選択でき、背景のソースは、メディアプレイヤー、生成カラー、カラーバー、黒から任意に選ぶことができる。 さらに、各ビデオウィンドウのレイアウト、サイズ、位置、境界線は自由に変更でき、視覚的なプレゼン テーションに適している。

豊富なキーエフェクトとトランジション
マルチソースやアップストリームキーヤー(クロマキー、ルマキー、パターン、PIP)、ダウンストリーム キーヤー、さらに、MIX、DIP、WIPE、Tバーによるトランジションなどの特殊効果が備わっている。また、静止画ファイルやウェブブラウザをメディアソースとして取り込み、表示ができる。
オートスイッチング機能
オートスイッチング機能は、音声ソースの入力をもとに映像ソースを自動で切り替えることができる機能。2つの音声ソースに対して、それぞれ対応する映像ソースを個別に設定できるほか、2つの音声ソースが 同時に入力された場合には、個別の映像入力ソースに加えてマルチソースの選択も可能。 たとえば2人の対談中に引きのカメラへ切り替えるなど、より自然でスムーズなスイッチングを実現。
複数の制御方法
内蔵のGUIと、macおよびWindowsの両方に対応したOsee「ゴーストリーム PCソフトウェア(Duet 8 ISO 用)」アプリ、さらに「Stream Deck(ストリームデッキ / エルガト製)」と接続できるBitfocus「 Companion(コンパニオン)」アプリの使用が可能。さまざまな方法で操作を制御できる。

互換性の高いライブ・ストリーミング方式
イーサネットを介して、一度に最大3つのストリーミングプラットフォーム(YouTube、Twitch、Facebook 等)へ直接配信ができる。 USB接続で、OBS、Vmixのようなストリーミングソフトウェアに接続することもできる。
マクロ/シーンボタンで効率アップ
本体に10個のマクロ/シーンボタンがあり、操作を任意のボタンに事前に設定できる。複雑なレイアウト やトランジションを事前に設定し、本体操作と組み合わせてプリセットを組むことで、制作現場でのワーク フローを効率化。
XLRマイク入力対応&オーディオミキサーを内蔵
マイク入力はP48ファンタム電源対応のXLR 2系統と、3.5mm入力2系統から選択でき、コンデンサーマイ クやダイナミックマイク、ワイヤレスマイクなど、音声入力の幅が広がる。
オーディオミキサーは合計10系統の音声入力に対応し、2系統のマイク入力、HDMI/SDI入力とAUX入力か らの8系統を処理できる。これらの音声は、ON/OFFやAFVコントロールを使って、PGM出力にミックス することができる。 各オーディオの入力ゲインやバランス、フェードレベルを調整でき、PGMアウトのゲインもコントロール可能。さらに、選択したソースからの音声を、イヤホン、マルチビュー、PVW出力オプションを通じて モニタリングでき、包括的なモニタリングと調節ができる。
◉製品情報
https://www.ginichi.co.jp/information/pressrelease/45977/