今日、11月19日はビデオサロン12月号の発売日です。
毎号20日発売ですが、20日が日曜日のときは19日発売になります。
内容はこちらをごらんいただくとして
http://www.genkosha.co.jp/vs/backnumber/866.html
ここではビデオサロンの街の書店での買い方(?)をちょっと書いてみたいと思います。
(21日追記しました)


というのも、Twitterなどを検索しているとほんとうに多いのが、
ビデオサロンが置いてない、どこで買えばいいんだ〜というぼやき。
そして、ビデオサロンでも立ち読みにいくか〜というつぶやき。
Amazonなどのウェブ書店で買ったり、電子書店で買うという手もありますが、
できればリアルな書店で買いたいという人が多いはずです。
(実は私もそうです)
たしかに最近の書店さんは雑誌の扱いを減らしていますから、
徐々に見当たらなくなっていることも事実。
ただ毎号作っている立場からすると、発売日から何日たっているとあの書店には
あと何冊残っているな・・・というのは大体わかるもので、そんなにはずれません。
つまりどこに行けば確実にあるかというのも分かっているわけです。
ただ、置いてない書店もたしかにあるので、
ここで見つけるコツをちょっと書きたいと思います。

クリエイターが行くおしゃれな本屋ではなく、サラリーマンが立ちよるターミナル店


同じ玄光社でコマーシャルフォトとかイラストレーションといった雑誌がありますが、
そういったクリエイター系の人たちが読む雑誌とは、置かれる本屋の傾向が違います。
コマフォトやイラストは東京中心ですが、ビデオサロンはそれとは配本パターン(業界用語か?)が違い、全国に広く薄く撒かれます。小さめの本屋さんであれば、1、2冊で、決まっている人が買えば、もう21日にはない!のです。こればかりはどうしようもないですね。
いわゆるオシャレな本屋とかこだわりのサブカル系の本屋というのにもありません。
たとえば地元の吉祥寺、西荻窪を例にとってみると、
たまに行く吉祥寺パルコの地下のPBCにはなんと一冊も入っていません。
つまり扱いがないのです。あんなに大きい書店なのに。
一方で、ビートルズをエンドレスで流しているルーエにはちゃんとあります(あるはずです)。
(21日には残り1冊だったという情報が)
西荻窪にあるサブカル系で有名な信愛書店は今は一冊も入っていません。
一方で北口の今野書店と颯爽堂にはそれぞれ3、4冊入ります。
残念ながら1か月で全部売れるということはなく、たいてい1冊は残るでしょうね。
行く本屋を間違えなければ確実に手にとることができるはずです。
ちなみに都内では電車の乗り換え駅にあるターミナル店がわりとよく売れるようです。
そういった書店さんから発売3、4日で追加注文が入ったりして「これは絶好調か?」と思うと全国的にはそうでないということも多々あります。
結論としては、サラリーマンが帰宅途中によりそうな大きめ書店チェーン店
ということになります。
あと、新宿西口のヨドバシにも大量にあります。売り場は写真系とパソコン系の両方です。
これは1か月で絶対になくならない量だと思います。

映像制作系のムックは新宿の紀伊國屋書店の品揃えがすごい


さて、最近ではEDISUの解説本も出しましたが、そういったビデオサロンから派生したムックというのは本誌以上になかなか見つけることができません。作った本人も見つけられないのですから、なかなか出会えないと思います。その昔、山陰に住んでいらっしゃる読者から、クルマで山を越えて広島の大きい書店まで買いにいくんだというお話を聞いて、恐縮したことがあります。ムックはウェブ書店や直接小社にご注文いただく方が多いようですが、手にとりたい場合は、東京の方であれば新宿の紀伊國屋本店がいいと思います。
ここには我々が最近作ったムックが平積みになっていて、ひじょうに気分がよいのです。こんなにずら〜と平積みになっている光景は他にはないですからね。
さすがに新宿というお土地柄か、演劇、映画関連の本が充実しているので、その関連でしょうか。映像制作系の本はここにいけば他社のものも含めてかなりいろいろなものをチェックできると思います。ただ、編集ソフトの解説本は新宿西口のヨドバシカメラがいいでしょう。

カメラ雑誌のコーナーではなく、オーディオ誌にほうにならんでいることもある


さて、本屋さんに行ってみてもどこにあるのか分からないということはあると思います。今はカメラ誌、写真誌のなかに入っていることが多いのですが、本屋さんによってはオーディオ誌に近いところにあることもあります。かつて、1990年代ですが、AV誌というのが盛り上がった時代がありまして(ちなみにアダルトではないですよ、オーディオビジュアルです)、たしか7,8誌はあったと思います。そのころは、AV誌のコーナーがオーディオ誌の横にあったのです。今でもHIVIとAV REVIEWはオーディオ誌のほうにあると思います。かつてはビデオサロンも純粋なAV誌でしたから、そのとなりにありました。古い本屋さんではその名残でそちらに置かれています。ちなみにPC誌の中に置かれることは、私の知る限りないですね。