富士フイルム株式会社は、Xシリーズの交換用レンズ「XCレンズ」の広角から標準域までをカバーするズームレンズ『フジノンレンズ XC13-33mmF3.5-6.3 OIS』を2026年1月より発売する。価格はオープンで、市場想定価格は55,000円前後（税込）。
『XC13-33mmF3.5-6.3 OIS』は、広角13mmから標準33mm（35mm判換算で20mmから50mm相当）をカバーしながらも、全長37.5mm、質量約125gで同社ズームレンズとして最小・最軽量を実現。
非球面レンズ4枚、EDレンズ3枚を含む9群10枚のレンズ構成を採用。広角レンズ特有のディストーション、像面湾曲、倍率色収差をズーム全域で抑制。
ズーム全域での最短撮影距離20cmとテレ端での最大撮影倍率0.25倍を実現。花や植物のクローズアップ撮影やペットのポートレート撮影など、被写体に近づいて撮影することができる。また絞り羽根を9枚にしたことで、従来のフジノンレンズ「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」と比べ、より円形に近いボケを実現。
中央4.0段分の手ブレ補正機構を搭載。手持ちでの夜景の撮影、スローシャッターを使った表現が可能。約0.025秒のオートフォーカス機構を搭載。
主な仕様
・焦点距離 ：13-33mm
・レンズ構成 :9群10枚（非球面レンズ4枚、EDレンズ3枚）
・画角：95.1°-46.6°
・最小絞り：F22
・絞り羽根：9枚
・最短撮影距離：0.2m
・フィルター径：Φ49mm
・サイズ：Φ61.9mm×37.5mm（沈胴時）、Φ61.9mm×55.6mm（ワイド端）、Φ61.9mm×57.2mm（テレ端）
・質量：125g
◉製品情報
https://www.fujifilm-x.com/ja-jp/products/lenses/xc13-33mmf35-63-ois/
富士フイルム会社
https://fujifilm.jp/index.html