富士フイルム、約 4020 万画素センサー搭載のフラッグシップモデルX-H2を発表。約160分の8K/30P動画撮影が可能


富士フイルム株式会社は、Xシリーズの最新モデルとして、ミラーレスデジタルカメラ『FUJIFILM X-H2』を9月29日より発売する。価格はボディ単体が260,000円前後、「XF16-80mmF4 R OIS WR」のレンズキットが330,000万円前後(ともに税込)。

『X-H2』は、新開発の裏面照射型約4020万画素「X-Trans CMOS 5 HR」センサーと、高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載し、「Xシリーズ」史上最高画質を実現したフラッグシップモデル。8K/30P 4:2:2 10bitの映像記録に対応で、「X-H2S」同様の放熱構造を採用し約160分の8K/30P動画撮影が可能。

5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機能、ファインダー倍率0.8倍、576万ドットの高倍率・高精細のEVFを搭載。動画撮影ボタンを独立して配置し、モニターを自在なアングルに調整できるバリアングル構造の162万ドット背面液晶モニターを搭載。CFexpressTypeBカードと SD カードに対応したデュアルスロットを採用。

本体サイズは、136.38(幅)×92.9(高さ)×84.6(奥行)mm、質量は約660g(バッテリー、カード含む)。

 

▲「XF16-80mmF4 R OIS WR」装着時

 

「Xシリーズ」として初めて8K/30P 4:2:2 10bitの映像記録に対応。「X-H2S」同様の放熱構造を採用し、約160分の8K/30P動画撮影が可能。また、8Kの豊富なデータ量から高品質な4K映像を生成する「4K HQ」モードも新たに搭載。

ProRes 422 HQ・ProRes 422・422 LTの3つのApple ProResコーデックに対応し、ProRes撮影時にはProRes 422 Proxyなどのプロキシ撮影も可能。8K動画の編集負荷を軽減し、撮影からポストプロダクションまでワークフロー全体を効率化・省力化できる。

また、動画撮影時に使用可能なデジタルズーム機能を新たに搭載。単焦点レンズ装着時でも、解像感を損なうことなく最大2倍のデジタルズームを実現。電動ズームに対応した交換レンズ「XF18-120mmF4 LM PZ WR」との組み合わせでは、シームレスに光学ズームからデジタルズームに切り替わり撮影できるため、滑らかな映像表現を実現するとしている。

HDMI経由で最大8K/30P 12bitのRAWデータ出力が可能。さらに、ATOMOS社製の「NINJA V+」でApple ProRes RAW、Blackmagic Design社製の「Video Assist 12G」でBlackmagic RAWとして記録することができる。そのほか、ダイナミックレンジを13+stopに広げた「F-Log2」を搭載し、階調豊かな映像を記録することができる。

 

▲新開発の裏面照射型約 4020 万画素「X-Trans CMOS 5 HR」センサー

 

新開発の裏面照射型約4020万画素「X-Trans CMOS 5 HR」センサーの搭載と画像処理のアルゴリズムの刷新により、高いS/N比を維持したまま解像度を向上、「Xシリーズ」史上最高画質を実現。。新センサーの搭載により、露光時間の制御をより高い精度で実現。電子シャッターの最速シャッタースピードを従来モデルの1/32000秒から約2.5段分拡張し、1/180000秒に向上。

4倍の解像力と忠実な色再現による撮影が可能な「ピクセルシフトマルチショット」を「Xシリーズ」として初めて搭載し、ボディ内手ブレ補正機能によりイメージセンサーを超高精度にシフトさせ自動撮影を行うことで、1回のシャッターで20枚の画像を取得。さらに専用ソフトウェア「Pixel Shift Combiner」を用いて、取得した画像を処理することにより、約1.6億画素の画像を生成できる。

肌のレタッチを自動で行う「スムーススキンエフェクト」を「Xシリーズ」として初めて搭載。また、新たにディープラーニング技術を活用し、オートホワイトバランスの性能が向上し、AIによりオレンジがかった暖かみのある電球色を正確に識別し、より精度の高いホワイトバランスを実現。そのほか、多彩な色調を可能とする「フィルムシミュレーション」に、高彩度かつ柔らかい階調表現を特長とする「ノスタルジックネガ」など全19種類のモードを搭載。JPEGデータの70%の容量ながら色調豊かな10bitの階調を実現するHEIF形式に対応。

イメージセンサーの高画素化により位相差画素の数が増加し、高周波な被写体に対してAF-Sの合焦精度が向上。AF/MF時にピントを合わせたい箇所を拡大できるフォーカスアシストの倍率を、従来モデルの2倍となる最大12倍に拡大。また、動画撮影時のMFをより精緻に行うための機能としてフォーカス メーターを新たに搭載し、より正確なピント調整が可能。

 

製品情報
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-h2/

富士フイルム会社
https://fujifilm.jp/index.html