キヤノンの新しいシネマカメラ「EOS C50」について、実際に作品制作で使用したクリエイター2名を招いたトークセッションが中野のケンコー・トキナ本社ビルにて開催された。「EOS C50」を使用してショートムービー『ひとひら』を手がけた映像監督の由井友彬さんと、アーティスト・乃紫の『プラチナ・キス』MVの撮影を担当した雪森るなさんが、現場での使用感や制作の舞台裏について詳しく語った。

「EOS C50」を制作で使用した気づいた魅力

「EOS C50」が発売されて多くのクリエイターが口を揃えて語るのが、“仕事がはかどるカメラ”ということ。由井さんが今回撮られたショートムービー『ひとひら』の30度を超えるような日中の撮影でも、反対に雪森さんが撮られた『プラチナ・キス』のMVでの雨が降るような寒い日の撮影でも、それぞれ、熱で止まったり、不安定になってカメラが調子が悪くなり撮影が止まるということが全くなかったという。仕事で安心して使うことができるカメラだったとそれぞれが語った。

雪森さんは撮影を振り返って、EOS C50について、“ときめきがあるカメラ”と語る。個性もありつつも、ナチュラルな画が撮れ、またコンパクトなのにハイスペックでと、仕事で使える性能を持ちつつもとても所有欲が湧くカメラだとした。

雪森さんの撮影インタビューはこちらから⬇️

また、自身も撮影を終えてEOS C50をとても気に入り、イベントの前に購入してきたと語る由井さん。学校など暗いシチュエーションが多かったと今回の撮影において、6400というこのカメラの最大高感度がとてもちょうどよかったと振り返った。

由井さんの撮影インタビューはこちらから⬇️

イベントでは、それぞれの作品のカラーグレーディングについて紹介する場面も。

イベントの最後には、主催のフジヤカメラ 動画館の佐藤店長からEOS C50の購入のお得なキャンペーンの紹介も行われた。

「EOS C50」とともに使いたい周辺機器メーカーの製品展示も

コンパクトなセットアップができるのも「EOS C50」の特徴のひとつ。イベントには、「EOS C50」とともに使用が想定された周辺機器メーカーの製品展示が行われた。

RAIDが取り扱う、Bright Tangerine社の「HALO」シリーズは、あらゆるカメラシステムに対応するよう設計されたフルラップアラウンドケージだ。カメラのボディを囲うような四角形の構造で、カメラそれぞれの大きさに調整してケージとして使用することが可能だ。もちろん、「EOS C50」にも取り付けできる。

世界最軽量のショットガンマイク「S-Mic 3S」。わずか44gの重さながら、雨、風、極端な温度など、ほぼすべての気象条件に耐えることができることが特徴で、さまざまな屋外撮影シーンで重宝しそうだ。

NEPの「CHDV-S4」シリーズ。4チャンネルのマルチタイプのバッテリーチャージャーで、SONY BP-U・SONY F970・CanonBP950G・Canon LP-E6・Panasonic VBR(VBD)のプレートから選択可能だ。いくつかのメーカーの製品が使用される撮影現場でも充電をこれひとつでカバーできる。

ケンコープロフェッションイメージングが取り扱うPortkeysの「HD7H」。HDMI専用で、最大4K30pのビデオ信号を取り込むことができる。コンパクトで軽量な7インチカメラモニターとして、カメラリグにかさばりを与えないところがポイントだ。