ブラックマジックデザインは、『Blackmagic Media Dock Ultra』を発表した。発売日は6月で、価格は522,800円(税込)。
『Blackmagic Media Dock Ultraは、Blackmagic Media Module用の新しい高性能ドックで、完全に独立した100Gイーサネットポートをふたつ搭載。SDIおよびHDMIのステータスモニタリングや、Blackmagic Cloudによる同期にも対応しており、ユーザーはBlackmagic Media Moduleを取り外し可能な超高性能ストレージとして使用できる。
Blackmagic Media Dockシリーズは、Blackmagic URSA Cineカメラと同じ高速Media Moduleを使用し、モジュールを簡単に取り外せる高性能ストレージだ。URSA Cineカメラで収録したメディアを、ファイルをコピーせずに直接モジュールから編集したい場合に最適。HyperDeck ISO Recorder 100Gからの収録にも最適で、ライブプロダクションが終わり次第、Media Moduleを取り外して持ち運べる。
パワフルな2モデルを展開しており、4つの10Gイーサネット接続を搭載したモデルと、2つの独立した100Gイーサネット接続を搭載したモデルから選択できる。Blackmagic Cloudへの同期も可能。
ラックマウントデザインのBlackmagic Media Dockは、URSA Cineカメラと同じモジュールを使用し、最大3つのBlackmagic Media Moduleを装着してネットワークで共有できる。各モジュールは、4枚のM.2フラッシュメモリーカードがRAID 0で動作するので極めて高速。
また、各スロット周りに発光LEDリングが内蔵されており、Media Moduleの読み取りと書き込みの状態が表示される。Media Dock Ultraは遥かに高性能で、高速のネットワーク速度に対応し、前面から背面への冷却システムと、冗長性と静音性を実現する複数のファンを搭載。また、全モデルが冗長構成のデュアル電源に対応している。
メディアの一つのローカルキャッシュをBlackmagic Cloudにアップロードして共有できるため、グローバルなワークフローを実現できる。ファイルをインターネットからダウンロードする必要がなく、誰もが瞬時に使用できるので、作業スピードが大幅にアップする。
また、Blackmagic Media Dockはすべてのメディアを一括で保存し、誰もがローカルネットワークでアクセスできるため、各コンピューターのスペースを節約できる。複数のBlackmagic Media Dockを同期することも可能で、全員がメディアファイルのローカルコピーを使用するので、世界各地のユーザーと遅延なしでコラボレーションできる。

lackmagic Media Dockを導入して、ハイエンドのデジタルフィルムDITカートおよびポストプロダクションワークフローを構築できるのだ。撮影現場で、複数のDaVinci Resolveワークステーションから収録ファイルにすぐにアクセスできるので、ファイルをコピーする必要はない。つまり、DaVinci Resolveをオンセットグレーディングに使用できる。これは、URSA CineカメラでBlackmagic Media Moduleに収録する際の優れたワークフローである。また、Blackmagic Cloudと同期させて、離れた場所のカラリストやエディターと共同作業を行うこともできる。
HDMIとSDIのモニタリング出力は、最もエキサイティングな機能だ。モニターに接続するだけで、Blackmagic Media Dockの状況をライブで確認できる。ストレージマップには、モジュールの合計容量がグラフィックで表示され、接続中のユーザーによる読み取りと書き込みの状況も表示される。
また、イーサネット接続におけるデータ転送を確認できるグラフも表示される。メインの容量インジケーターには、Media Moduleの容量と現在の使用量が表示される。さらに、各同期の状況も表示される。
Blackmagic Media Dockの最大の利点のひとつは、完全なコントロールが可能なプライベートストレージであることだ。サブスクリプション契約の必要はない。月々のライセンス費用もかからず、使用内容やデータをトラッキングされることもない。Blackmagic Media Dockは、MacおよびWindowsに対応した無償のソフトウェアユーティリティを使用するので、ストレージ設定を維持するために有償のクラウドベースのウェブサービスを使用する必要もない。つまり、インターネット回線から完全に切り離されたプライベートなネットワークを使用できる。
100Gイーサネットポートを搭載したBlackmagic Media Dock Ultraモデルは、ライブプロダクションでHyperDeck ISO Recorder 100Gと使用するのに最適。HyperDeck ISO Recorder 100Gは8台のカメラを同時に収録できるので、パワフルな組み合わせとなる。ファイルは放送品質のProResで収録され、非常に高い画質を実現する。各カメラを個別に収録すると、新しいコンテンツを編集可能。
あるいは、DaVinci Resolveで生放送のリプレイを実行できる。ファイルに収録中でも、DaVinci Resolveは書き込み中のメディアを編集できる。Blackmagic Media Dock Ultraは、片方の100GポートをHyperDeckに、もう片方をネットワークスイッチおよび編集ワークステーションに接続できる設計となっている。
DaVinci Resolveはパワフルな生放送リプレイ機能を搭載している。Blackmagic Media Dock Ultraを追加することで、HyperDeckレコーダー、DaVinciワークステーション、リモートカメラを組み合わせ、素晴らしい生放送リプレイシステムを構築できる。新しいマルチソースビューアを使用すれば、タイムコードが一致するクリップがマルチビューで表示されるので、メディアを視覚的に確認可能。これは、リモートカメラからショットがリアルタイムで送られてくる場合に最適である。Blackmagic Media Dock Ultraは、スポーツの生中継やリプレイにおいてDaVinci Resolveを完全にサポートする。

Blackmagic Media Dock Ultraの機能
- Blackmagic Media Moduleに対応した極めて高性能のラックマウントドック。
- 2つの独立した100Gイーサネットポートで、同時に収録と編集が可能。
- Blackmagic Cloudで世界中とメディア同期してコラボレーション。
- ストレージ状況をリアルタイムで確認できるSDIおよびHDMIモニタリング出力。
- 複数のファンによる前面から背面への静音の冷却システム。
- また、専用のNMOSコントロールポートや冗長構成のデュアルAC電源も搭載されており、信頼性の高い放送オペレーションを実現できます。
- 13ヶ国語のインターフェースで世界中で使用可能。

ブラックマジックデザイン
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