5月18日「ことばの日」と5月25日「広辞苑記念日」に合わせ、言葉との出逢いに物語をつくる「広辞苑でみる写真展」が5月18日から25日まで開催される。また、5月18日・25日には、ヒグチアイ(シンガーソングライター)、文月悠光(詩人)、平木靖成(岩波書店)をゲストに迎えたトークイベントも開催予定。両日ともにモデレーターを務めるのは、kuwaku/ドローイングアンドマニュアルのプランナーである中谷公祐。
「広辞苑でみる写真展」への入場料は無料。トークイベントへの入場のみ、各トークイベント毎2,500円のチケット購入が必要となっている。
「広辞苑でみる写真展」概要
「広辞苑でみる写真展」とは
「広辞苑でみる写真展」で展示されるのは、何気ないひとときの写真と、横に添えられる見慣れぬ一文。『広辞苑』という案内人とともにその一対の作品を観ることで、写真と言葉があなたの中で連動し、より深く作品の物語を味わうことが可能となります。
本写真展には『広辞苑』の出版元である岩波書店が全面協力。『広辞苑 第七版』に掲載されている様々な言葉や語釈を活かし、趣向を凝らした展示が展開されます。
辞書を巡る爽快さを。日本語が持つ多彩さを。言葉と出逢う喜びを。ぜひご体感いただけたらと思います。
企画への想い
言葉を知ると、世界を見渡す解像度があがる。言葉を知ると、人と通じ合うことができる。言葉を知ると、創造する力が湧き出てくる。言葉はきっとこれからも、人類を豊かにし続けてくれるものだと思います。
最近は、インターネットで検索すればほとんどのことが分かる時代となり、AIや予測変換が高い精度で文章をつくってくれる時代になりました。ただその便利さと引き換えに、わたしたちは「新しい言葉と出逢う瞬間」の喜びや幸せを、つい見過ごすようになってしまったとも感じています。
主催であるkuwakuは、キャッチコピーや脚本など言葉をつくり、言葉で創造することを生業としているチームです。便利さが悪とは思いません。しかし、日々言葉と向き合う中で、このままだと失われていくだろうと感じる営みに、改めてスポットライトを当てたいと考えるようになりました。
『広辞苑』とは

日本の代表的な辞典のひとつ。新村出編。1955年(昭和30)岩波書店より刊行。国語辞典と百科事典を兼ね、古語・慣用句から地名・人名や諸分野の専門用語まで幅広く項目を収載。改訂を重ねて現在の最新版は第7版。
開催日時
2026年5月18日(月)〜5月25日(月)
11:00〜19:00 ※入場無料
会場
東京都世田谷区池尻2丁目4番地5号 HOME/WORK VILLAGE 1F GALLERY
公式インスタグラム
トークイベント概要

5月18日の「ことばの日」、5月25日の「広辞苑記念日」に合わせ、ジャンルを超えた言葉のプロフェッショナルと言葉について語り合うトークイベントを開催。
第1回のゲストは、シンガーソングライターのヒグチアイさんと、詩人の文月悠光さん。「詞」と「詩」という似て非なる言葉を紡ぎ、作品をつくることを生業としているお二方をゲストにお招きし、言葉と自己表現の可能性、言葉が持つ力やその魅力について、深く気楽に語り合います。
第2回のゲストは、岩波書店辞典部の平木靖成さん。長年『広辞苑』の編集に携わり、『舟を編む』の主人公である辞書編集部員のモデル(?)とも言われている、辞書づくりのプロフェッショナルです。平木さんのお仕事のなかには、他の人とは異なる「言葉の見方」があるはずです。広辞苑記念日のこの日だからこそ、『広辞苑』のつくり手側のお話を伺いながら、言葉のおもしろさを分かち合えるような時間にできたらと考えています。
両日ともにモデレーターを務めるのは、kuwaku/ドローイングアンドマニュアルのプランナーである中谷公祐。コピーライティングやプランニングなど、ゲストの皆さんとはまた違ったジャンルで言葉と向き合う人間として、有意義なイベントになるよう進行いたします。
第1回トークイベント「ヒグチアイ × 文月悠光 × 中谷公祐」
日時
2026年5月18日(月)19:00〜21:00
会場
東京都世田谷区池尻2丁目4番地5号 HOME/WORK VILLAGE
※トークイベントへの入場にはチケット購入が必要です
第2回トークイベント「平木靖成 × 中谷公祐」
日時
2026年5月25日(月)19:00〜21:00
会場
東京都世田谷区池尻2丁目4番地5号 HOME/WORK VILLAGE
※トークイベントへの入場にはチケット購入が必要です
※トークイベントのご予約は以下予約サイトから(外部サイト)
登壇者プロフィール

ヒグチアイ
1989年生まれ。シンガーソングライター。生まれは香川、育ちは長野、大学進学のため上京し、東京在住。2歳のころからクラシックピアノを習い、その後ヴァイオリン・合唱・声楽・ドラム・ギターなどを経験、様々な音楽に触れる。18歳より鍵盤弾き語りをメインとして活動を開始。2016年、1st ALBUM『百六十度』でメジャーデビュー。圧倒的な説得力を持って迫るアルトヴォイスとピアノの旋律、本質的な音楽性の高さが業界内外から高い評価を受け「FUJI ROCK FESTIVAL」など大型フェスへの出演も果たす。2022年、TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season Part2のエンディングとして書き下ろした『悪魔の子』が大きな反響を呼び、世界中のチャートを席巻した。更に、近年は作家活動も行い、香取慎吾・のん・青山吉能・ChroNoiRといったアーティストへの楽曲提供や、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の主題歌含む多数曲の作詞を’樋口愛’名義で手掛けるなど、そのソングライティング力にも注目が集まっている。また、2025年にかねてより親交の深かったアフロ(MOROHA)とのユニット「天々高々」を結成。’あいちゃん’としてVo/Keyを担当する。

文月 悠光(ふづき・ゆみ)
詩人。1991年北海道生まれ、首都圏在住。詩とエッセイを軸に、言葉や心、身体の経験を深く綴る。2008年、16歳で現代詩手帖賞を受賞。第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(ちくま文庫)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少18歳で受賞。2023年、第4詩集『パラレルワールドのようなもの』(思潮社)で富田砕花賞を受賞。最新作は、2025年に刊行した第5詩集『大人をお休みする日』(角川春樹事務所)。その他の詩集に『屋根よりも深々と』(思潮社)、恋愛をテーマにした詩集『わたしたちの猫』(ナナロク社)がある。エッセイ集に『臆病な詩人、街へ出る。』(新潮文庫)、『洗礼ダイアリー』(河出文庫)。2023年には、香港発のウェブメディア「Hive Life」誌が選ぶ「アジア太平洋地域の注目すべき7人の詩人」に選出・作品が紹介された。現在、日経新聞夕刊エッセイ欄〈プロムナード〉にて連載中。

平木 靖成(ひらき・やすなり)
長年辞典編集部に在籍し、『広辞苑』の編集には第五版・第六版・第七版で携わる。『舟を編む』の主人公である辞書編集部員のモデル(?)とも言われ、その映画化・アニメ化・ドラマ化でも協力。

中谷 公祐(なかや・こうすけ)
クリエイティブディレクター・プランナー。北海道白老町出身。CM制作会社を経て、2017年DRAWING AND MANUALに参加。2025年より拠点を地元白老町に移し、リモートワーカーとしてクリエイティブに向き合っている。「グッとくる」ものを企画し、プロデュースするのが得意。主なクライアントは、つくばみらい市、徳島県、住友商事、富士フイルム、大阪大学、ニチガス、ユニクロ、森ビル、イトーキなど。街を舞台にしたアートフェスティバルの企画運営、映画の脚本構成、サンボマスターやウルフルズといったアーティストのMV制作、中高生に向けた映像制作ワークショップの実施など、幅広く多様な仕事で、真摯に明るく活動中。オーケストラで指揮も振ります。
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主催
kuwaku / ドローイングアンドマニュアル株式会社
協力
株式会社岩波書店



