HPC(High Performance Computing)など高性能コンピュータの製造販売、レンタルおよびシステム構築を中心に事業展開しているビジュアルテクノロジー株式会社では、放送・映像制作向け4K/8Kハイエンド映像編集ワークステーション「TRUX(トラックス)」5機種の販売を開始した。「TRUX」とは、TRUE(真実)+TRUST(信頼)+X(将来的/未知数)を意味するブランド名。

TRUXはOSにWindows 10 Pro(64ビット版)を搭載するワークステーション。搭載するCPUの違いにより、最上位モデル「TRUX SUPER MAX(Xeon Gold6136×2基)」、中堅モデル「TRUX MAX(Xeon Silver4116×2基)」、普及モデル「TRUX STANDARD(Xeon Silver4110×2基)」の3つのラインナップがあり、「MAX」と「STANDARD」では搭載するストレージがSSDかSSHDの違いでそれぞれ2モデル用意されている。
●TRUX SUPER MAX:2,980,000円
●TRUX MAX:928,000円
●TRUX MAX SSHD:818,000円
●TRUX STANDARD:668,000円
●TRUX STANDARD SSHD:538,000円
*ケースの色はWHITE/NATURAL/BROWNの3色から選べる

メインメモリーに「ECC Registered」対応品(エラー訂正機能、レジスタバッファ付き)、GPUに「Quadro」シリーズを搭載するなど、エンタープライズ向けの部材を中心に組まれているのが特徴。小ロットでのオーダーメイドにも対応する。

メインとする想定ユーザーは商社/メーカー/アパレル等に在籍している社内クリエイターや、3DCG/広告制作/映像制作会社/ゲーム開発に在籍している社内クリエイター。プロとして活躍してるフリーのクリエーターからハイアマチュアも想定しているが、まずは法人向けに注力する。TRUXの販売を皮切りに、今後はレンダリングサーバーの構築などソリューションとして提供していくという。

TRUX 紹介サイト

TRUX 販売サイト