パナソニックは、ルミックス フルサイズミラーレス Sシリーズ用交換レンズ 『LUMIX S PRO 16-35 mm F4(S-R1635)』(写真左)を2019年12月25日より、『LUMIX S PRO 70-200 mm F2.8 O.I.S.(S-E70200)』(写真右)を2020年1月17日より発売する。価格は、『LUMIX S PRO 16-35 mm F4』が190,000円、『LUMIX S PRO 70-200 mm F2.8 O.I.S.』が318,000円(ともに税別)。
『LUMIX S PRO 16-35 mm F4』は、ズーム全域で開放F4の超広角ズームレンズ。非球面レンズ3枚、EDレンズとUHRレンズ各1枚の特殊レンズの最適配置により、小型軽量ながら、卓越した描写性能となめらかなボケ味を両立している。
『LUMIX S PRO 70-200 mm F2.8 O.I.S.』は、ズーム全域で開放F2.8の大口径望遠ズームレンズ。ズーム全域F2.8の明るさ・卓越した描写性能とボケ味に加え、高速・高精度AFと手ブレ補正Dual I.S. 2、テレコンバーター対応による高い機動力、さらにはフォーカスクラッチ機構や3つのフォーカスボタンにより、プロの要求に応える高い操作性を実現。
両製品は、ライカカメラ社の開発したLマウントを採用し、卓越した描写性能、美しいボケ味、印象的な立体感を追求するとともに、ライカカメラ社の厳しい品質基準をクリアし「Certified by LEICA」認証を受けた、「S PROレンズ」として展開する。
主な特長
1. 描写性能を追求したLマウント「S PROレンズ」
「S PROレンズ」は妥協のない描写性能を重視したシリーズで、当社独自の厳しいレンズ基準のもとに企画、設計開発、製造されており、ライカカメラ社の高い品質基準をクリアしたメーカーしか得られない認証「Certified by LEICA」も受けている。最新の光学設計により、ピント面からアウトフォーカスするにつれて滑らかにボケていく立体感のある描写が可能。レンズ開発では、卓越した描写性能への徹底的なこだわりに加え、写真表現の味となる印象的な立体表現と美しいボケ味を追求。画面中心から画面周辺までを絞り開放から高精細に描き出し、更に、より美しいボケ味を実現し表現の幅を広げる。
2. 小型軽量で卓越した描写性能となめらかなボケ味を実現した「16-35 mm超広角ズームレンズ」
『LUMIX S PRO 16-35 mm F4(S-R1635)』は、卓越した描写性能を実現した超広角ズームレンズ。小型軽量のレンズ設計ながら、ズーム全域で中心から周辺まで高解像で立体感のある卓越した描写性能を実現。9群12枚構成の光学設計では、非球面レンズ3枚を採用して球面収差を抑制するとともに、EDレンズ1枚を最適に配置することで色収差を補正、さらに高屈折率のUHRレンズの採用により、画面周辺まで優れた描写性能を発揮する。また、輪線や口径食、二線ボケを抑えたなめらかで美しいボケ味を追求。
3. 大口径ズーム全域F2.8の明るさで卓越した描写性能、美しいボケ味を実現した「70-200 mm望遠ズームレンズ」
『LUMIX S PRO 70-200 mm F2.8 O.I.S.(S-E70200)』は、大口径レンズでありながら卓越した描写性能を実現。ズーム全域F2.8の明るさを活かして、シャッタースピードを求められるスポーツやネイチャー撮影から屋内などの低照度撮影まで幅広いシーンで活躍。17群22枚構成の光学設計では、非球面レンズ1枚を採用して球面収差を抑制するとともに、UEDレンズ2枚、EDレンズ3枚を最適に配置することで色収差を補正することにより、画面周辺まで優れた描写性能を発揮する。1つの群で構成するのが一般的なフォーカス群を2つの群に分けて独立して稼働させる「ダブルフォーカス方式」を採用しており、至近から無限遠まで、被写体の距離にかかわらず高解像度かつ高コントラストの優れた描写性能を実現。
◉製品情報
LUMIX S PRO 16-35 mm F4
https://panasonic.jp/dc/lens/s_series/products/lumix_s_pro_16-35.html
LUMIX S PRO 70-200 mm F2.8 O.I.S.
https://panasonic.jp/dc/lens/s_series/products/lumix_s_pro_70-200_2.8.html
パナソニック株式会社
https://www.panasonic.com/jp/home.html