ITGマーケティング株式会社は、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)
製品特長
・最大転送速度1,050MB/s
PCIe NVMeテクノロジとUSB 3.2 Gen 2インターフェースを組み合わせた 「 T7 Touch」 は 、シーケンシャル読み出し /書き込み 速度を最大 1,050 / 1,000 MB/sまで向上させ 、現行モデルのPortable SSD T5と比べて 約 1.9倍 、外付けHDDと比べて約 9.5倍の転送速度を実現。
・指紋認証機能を搭載
「T7 Touch」は従来の AES256ビットハードウェア暗号化のオプションパスワードに加え、新たに指紋認証によるロック解除 が 可能 *となりました 。この指紋認証機能により、これまでパスワード管理ソフトウェアがサポートしていなかった環境でも、利便性を犠牲にすることなく安全に個人データなどセキュアな情報、ファイルを管理できる。
・洗練されたデザインとモーションLED
「T7 Touch」は名刺サイズの大きさで重さもわずか58gと持ち運びに便利。カラーはブラックとシルバーの2色展開で、容量はそれぞれ500GB、1TB、2TBを用意。視認性を向上させたスクエア型モーションLEDの採用により、LEDの点灯状態によって、「T7 Touch」のステータスを把握できる。
・優れた堅牢性
「T7 Touch」 は最大 2メートルの高さからの落下にも耐えうる堅牢性を備えた頑丈なメタルボディを採用。また、 3年の限定保証付。
・複数とのデバイスとの互換性
「T7 Touch」 は USB規格に準拠した外付けストレージで、Windows PC、 Mac、Androidデバイス、ゲーム機など、多くのデバイスとの互換性がある。ユーザーの利便性を考慮し、USB Type-C to CケーブルとType-C to Aケーブルが同梱されている。
T5とT7 Touchのサイズ比較
ITGマーケティングでは、プレスや販売店向にT7 Touchの説明会を開催した。T7 TouchはT5よりもやや横幅が広く、厚みとしては薄くなった。左がT7 Touchで右がT5。気になるのは、これまでのT5用のリグ用フォルダがそのまま利用できるかどうかだが、サムスンの担当者によるとSmallRigや8SINNのものはそのまま利用できるようだ(編集部では未確認)。
指紋認証とパスワード
青く光っているところに指を置いてロックを解除できる。指紋登録は指全体の指紋を登録するのに少し時間がかかったが、認識させるのは指を置くだけですぐに解除できた。
パスワードの設定機能は欧米を中心に多くのユーザーから求められていたという。
カメラとの動作検証は?
発表会場では従来モデルのT5とカメラを接続した状態で展示していた。気になるのはT7 Touchとの組み合わせで使えるかどうかだが、これはT7 TouchがPCIe NVMe接続になったこともあり、これまでカメラと組み合わせてT5が使えていたからといってT7 Touchでもそのまま使えるという単純な話ではない。カメラメーカーとサムスンとで情報共有をおこない、おそらくカメラ側でのファームアップが必要になるのではないだろうかとのことだった。カメラからの信号は、4K RAWであっても従来のSATAベースのT5での記録レートとしては問題なかったので、T7はカメラ信号を記録するという点ではオーバースペックになる。ただ、記録したものをPCのストレージや他のメディアにコピーしたり、編集する場合は、メリットが生まれる可能性は高い。
放送局向けのパッケージも参考出品されていた
ITGマーケティングが放送局向けに用意していたT5の特別パッケージだが、T7 Touchも少しサイズが異なるだけであり、ウレタンサポートの切り込みのサイズを変更しただけで対応できるということで、参考展示されていた。
ちなみにT5とT7 Touchのパッケージと概要を整理すると以下の通り。容量のラインナップとしては、500GB、1TB、2TBとなり、T5にあった250GBはなくなっている。
◉製品情報
https://www.itgm.co.jp/product/portable-ssd-t7-touch.php
ITGマーケティング株式会社
https://www.itgm.co.jp