【CREATOR’S VOICE】SanDiskProfessionalとクリエイターのワークフロー 〜 Shuma Janさんの場合


写真・映像をベースとしたクリエイティブカンパニーbird and insectに所属し、ディレクター、エディター、さらにカラリストも務めるShuma Janさん。岡山と東京のふたつの拠点を往来しながら編集作業を行うShumaさんにG-DRIVE PRO STUDIO SSDを試運用してもらい、その使用感を伺った。

取材・構成・文●笠井里香
協力●ウエスタンデジタル

 

Shumaさんは雑誌Discover Japanの企画『with BMW』シリーズで映像演出・編集を手がけている。最新作はWOW高橋裕士さんが実家である宮城県仙台市の刀鍛冶工房を訪ねるストーリー。

映像を見る●https://bit.ly/with_bmw

 

 

岡山・東京の二拠点での活動にG-DRIVE PRO STUDIO SSDが活躍

僕自身はディレクター、エディター、カラリストを担当する作品が多く、基本的に撮影はカメラマンに依頼をし、企画からフィニッシュまで作品制作に関わっています。

編集はMacBook Proで作業をしており、岡山と東京の二拠点で仕事をしています。移動が多く、デスクトップPCでは作業ができないため、極力携行できるMacBook Proで作業をするようにしていて、ときには移動中に編集をすることもありますね。そういうときは、これまでSanDisk Extreme Portable SSDを使っていました。ただ、素材量が多いときにはHDDのドッキングステーションを使うこともあったのですが、HDDが剥き出しだったので、安心感を得られず、作業に必要なスピード感で走らないこともあり、悩ましいところでした。G-DRIVE PRO STUDIO SSDは容量的にも速度的にも耐衝撃性の面でも安心感がありますね。

これまでシリーズで手がけてきたBMWの『with BMW』というコンテンツでの作業でG-DRIVE PRO STUDIO SSDを試用させていただきましたが、体感として「速い!」と感じました。編集ソフトでの再生もかなりスムーズでしたね。やはり編集時に動作がカクカクするとストレスですが、これがSSDの速さなのかと納得のスピード感でした。

 

編集作業に最適な高速転送速度を誇るデスクトップ型SSD

SanDisk ProfessionalG-DRIVE PRO STUDIO SSD
オープン価格

エンタープライズクラスのUltrastar SSDを搭載する高速ストレージ。容量は7.68TB。Thunderbolt 3接続で最大2,600MB/秒の高速データ転送が可能。11,000TBW(Total Bytes Written=最大総書き込みバイト数)の耐久性を備える。Thunderbolt 3は2基備えており、最大5台のストレージをデイジーチェーンで接続できる。

 

数値的には“ほんの少し”でも体感する速さは「さすがSSD!」

撮影はRED KOMODOとBMPCC 6Kで行なっており、CFastのカードリーダーでG-DRIVE PRO STUDIO SSDに撮影データを転送したのですが、先述した通りデータ転送は一瞬! すぐに作業に取りかかることができました。さすがSSDだなと感心しました。データのバックアップは常時三カ所にとっていて、元のデータとHDDへのコピー、編集用のSSDと分けています。これまでに突然データが消えてしまったという経験はないのですが、もしものためにバックアップは必要ですね。僕は編集・カラーグレーディングをDaVinci Resolveで行なっています。MacBook Proのトラックパッドとの相性も良いと思います。フレームレートは24pなのですが、G-DRIVE PRO STUDIO SSDをMacBook Proに接続して編集の作業をしていてもサクサク動いていました。

G-DRIVE PRO STUDIO SSDをMacBook Proに直接つないで作業

編集ではコマ落ちすることなく、スムーズに再生できていた。カラーグレーディングの工程はノイズリダクションなど重い処理を施す際は動作が重くなることはあるものの、色を作る工程では動画を再生することも少ないためストレスなく作業ができたという。

 

Thunderbolt 3接続で高速転送が可能

Shumaさんが日頃使っているのはMacBook Proの2020年5月モデル。Thunderbolt 3で接続した、Blackmagic Disk Speed Testの結果では書き出しで2289.8MB/秒、読み出しで2694.7 MB/秒と非常に高速な数字が出ていた。

 

 

Mac Book Proにフィットするデザイン性の高さも魅力

僕自身はSSDに対して、コンパクトさ、速さ、安全性を求めています。家で動かずに使う分にはコンパクトさは必要ないのですが、移動をする際には小さく軽いほうがアドバンテージがあります。いろいろな場所で作業したくなるので、携行性は高いほうが嬉しいですね。いつか、SanDisk Extreme Portable SSDくらいのサイズで大容量のものがリリースされるのを待っています。G-DRIVE PRO STUDIO SSDはデザイン性の高さもとても気に入っています。直線的でシンプルなデザインですし、MacBook Proとの相性もとても良いと思いますし、デスクに置くものなので、シンプルでスタイリッシュなものだと気分がアガります。ファンが入っているので、冷却もしっかりしてくれますし、暴走の心配もなく、安心感がありますね。


余計なもののない直線的でシンプルなデザインが、作業するMacBook Proとも相性抜群。アルミ製の筐体を採用しており、放熱性が高いことも負荷のかかる編集作業に向いている。

 

 

●製品の詳細はこちら
https://www.westerndigital.com/ja-jp/promotions/sandisk-professional/product-launch

vsw