ベンキュージャパン株式会社は、プロ向け AQCOLORシリーズの新製品として、HDR10 / HLG 対応、27インチ 4Kカラーマネジメントモニター『SW271C』を、2月18日より発売する。価格はオープンで、市場想定価格は19.8万円前後。

『SW271C』は、昨年6月に発売された「SW321Cと同様、最新の IPS パネルを採用しており、反射が最小限まで抑制されている。映像や写真編集など、さまざまな用途で活躍する映像表示規格 HDR10 / HLG にも対応し、美しく正確なグラフィックや映像を再現することが可能。

また、ムラ補正技術により輝度と色の均一表示が可能となり、繊細な編集作業をサポートし、Adobe RGB 99%、Display P3/DCI-P3 90%、sRGB / Rec.709 100% をカバーすることで、信頼できる完璧な色を再現。

さらに 10bit カラー及び 16bit 3D LUT(ルックアップテーブル)を採用し、4K UHD(3840×2160)解像度の写真や映像を、滑らかでスムーズなグラデーション表示し、高色域で正確性の高い、ハイクオリティなグラフィック制作をサポートする。ハードウェアキャリブレーションにも対応し、フリーキャリブレーションソフトPalette Master Element も搭載され、従来製品の「SW271」よりもキャリブレーション時間の短縮を実現。

そのほか、60W まで給電可能な USB Type-C 接続対応、SDカードスロット、高さ調整やピボット、遮光フード搭載、簡単操作を実現するホットキーパック G2 などを標準装備し、ユーザー目線にたった使いやすさを追求。Adobe RGB / sRGB / Rec.709 / DCI-P3 / Display P3 / モノクロ / M-book / HDR /DICOM / 校正1-3 /ユーザー等の、グラフィックに合わせた多彩なモード切替も可能。

主な特長

・フィルム用映画編集をサポートする、24P / 25P / 30P フィルム再生に対応
24P / 25P / 30P フィルムコンテンツをサポートし、シームレスな表示を実現。プルダウンや歪みの無い、正確性の高いフィルム用映画編集が可能。

・ユーザーの使いやすさを追求したデザイン設計
60 W まで給電可能な USB Type-C 接続対応や、SD カードスロット、高さ調整、ピボット、取り外し可能な遮光フード(縦・横)などを標準装備。

・進化したOSDコントローラー「ホットキーパックG2」で作業効率向上
Adobe RGB モード、sRGB モード、モノクロモードを簡単に切り替えられる「ホットキーパックG2」を標準搭載。簡単に操作でき、ボタンはカスタマイズできるので、他のモードや、明るさやコントラストなどのOSD 設定を割り当てることもでき、作業効率がさらに向上。デザイン性は従来品より更に進化し、直感的な操作がしやすくなった。

・GamutDuo 機能で比較が容易に
異なる色空間の映像を左右に並べて同時に表示できる GamutDuo 機能を利用すると、比較作業がはかどる。1 台のPCからも、2 台の異なる PC からも、同時に表示比較ができるので、編集作業の効率アップに役立つ。

◉製品情報
https://www.benq.com/ja-jp/monitor/photographer/sw271c.html

ベンキュー ジャパン株式会社
http://www.BenQ.co.jp