ブラックマジックデザインは、メルセデスAMG初の完全電気自動車、AMG EQS 53を発表したイタリアのキャンペーンが、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4KおよびBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proデジタルフィルムカメラで撮影され、ポストプロダクションにおける編集とカラーコレクションはDaVinci Resolve Studioで行われたことを発表した。

アレサンドロ・ディ・クリスタンジアノ(Alessandro Di Cristanziano)監督の指揮のもと、撮影監督のレオナルド・セスタリ(Leonardo Cestari)氏は、ドローンパイロットのサイモン・カスターニャ(Simone Castagna)氏、カメラオペレーターのレオ・パプルーゾ(Leo Papuluzzo)氏、エディター兼カラリストのアンドレア・ペッシーナ(Andrea Pescini)氏と協力して、このデジタルキャンペーンを撮影した。

イタリアのトレンティーノ-南チロル地域で3日間にわたって行われたCM撮影で、クロンプラッツ山(プラン・デ・コロネス)にあるLumen Museum of Mountain Photographyの屋上でスペシャルDJセットが収録された。

「その威厳、魅力、気品を世界中から認められているドイツ自動車メーカーの哲学の価値が伝わる、美しいCMにしようと考えました」と、セスタリ氏は言う。

「Pocket Cinema Cameraを選択しました。非常に汎用性が高いからです。山は様々な理由から物流が困難で、撮影活動の大部分をそれが占めてしまうからです。加えて、Pocket Cinema Cameraの素晴らしい映画的画質も大変気に入っています」

日の出から日没までに及んだ撮影は、クリエイティブな課題を引き起こした。「特に、背後の太陽が、山や木々の間の光と比べて極めて強烈で、強い光と影が生じていました」

と同氏は説明する。

「しかし、6Kセンサーのラティチュードとダイナミックレンジは広いので、大きく異なる光と影のバランスを簡単に取れました。また、第5世代カラーサイエンスのおかげで限りなく正しい色が得られました」

山道を走るメルセデスAMG EQS 53の撮影では、Pocket Cinema Camera 6K Proがスプリングシステムで車にマウントされた。対照的に、室内のシーンはガレージでエレクトリックドリーを使用して、優雅で動きのあるイメージが撮影された。

ガレージ内の撮影はLEDライトだけで行われたとセスタリ氏は説明する。

「例えば、ダッシュボードの特徴的な赤はAsteraの調光可能なLEDチューブを使い、ARRI SkyPanelはフィルライトに使用しました」と同氏。

「カメラのISOをネイティブの3200に設定することで、ガレージの暗闇の中でも自由に動くことができ、デュアルゲインセンサーでクリーンな映像が得られました」

ドローンは10mmレンズを装着したPocket Cinema Camera 4Kを乗せて、空からの映像を撮影し、CMに現代的なタッチを加えた。

この制作ではProRes 422 HQワークフローが使用され、Ultra HDの納品用に4Kファイルが作成された。編集とカラーコレクションに使用されたのはDaVinci Resolve Studioだ。「ひとつのソフトウェアだけで、非常に円滑に編集とカラーグレーディングができるのが大好きです」とセスタリ氏は言う。

「私がPocket Cinema Cameraを選んだ理由は、コンパクトで手持ちや空での使用に適しており、車を追跡する際に使用したジンバルシステムでも良く動作するからです」と同氏。

「軽くて持ち運びやすいパッケージで、私たちに必要な汎用性をすべて提供してくれましたね」

 

 

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