ソニーは、5Gフラッグシップスマートフォン『Xperia 1 IV』のSIMフリーモデルを国内向けに9月16日に発売する。また、それにともない、専用ゲーミングギアを付属する『Xperia 1 IV Gaming Edition』を国内向けに10月14日に発売することを発表した。

『Xperia 1 IV』のSIMフリーモデルは、望遠光学ズームレンズを搭載し、すべてのレンズで4K/120fpsでの最大5倍のスローモーション撮影が可能で、動画やゲームのライブ配信を実現。

『Xperia 1 IV Gaming Edition』は、『Xperia 1 IV』(SIMフリーモデル)と、同時発売する専用のゲーミングギア『Xperia Stream for Xperia 1 IV』を組み合わせることでXperiaが提供するゲーム体験を最大限に楽しめる商品。専用のゲーミングギアは、冷却ファンとマルチポートを備え、ハイパフォーマンスなゲームのプレイや配信を実現するためにプロのeスポーツプレイヤーと開発した。

価格はオープンで市場推定価格は以下のとおり(いずれも税込)。
・Xperia 1 IV(XQ-CT44):175,000円前後
・Xperia 1 IV Gaming Edition(XQ-CT44-KIT):190,000円前後
・Xperia Stream for Xperia 1 IV(XQZ-GG01):24,000円前後

 

■『Xperia 1 IV(SIMフリーモデル)』

▲カラーはブラック、アイスホワイト、パープルの3色展開。

 

シネマティックな映像が撮れるカメラと、即時ライブ配信性能

すべてのレンズに搭載された120fpsの高速読み出し対応の「Exmor RS for mobile」イメージセンサーを搭載。リアカメラに搭載する焦点距離16mm(超広角)、24mm(広角)、光学ズームに対応する85mm~125mm(望遠)の全レンズで4K/120fpsでの最大5倍のスローモーション動画撮影によるシネマティックなコンテンツ制作が可能。また、全レンズで静止画撮影において「リアルタイム瞳AF」と「リアルタイムトラッキング」などに対応し、即座に被写体にしっかりフォーカスが合った撮影が可能。さらに「Xperia 1」シリーズとして初めて搭載する本格的な動画撮影機能「Videography Pro」は、ストリーミングモードにすることにより、単体で即時にYouTubeなどでライブ配信を行うことができる。

 

高いゲーム性能とその配信機能

「Snapdragon Elite Gaming」を搭載し、120Hz駆動ディスプレイや240Hzの残像低減技術により残像を軽減し、動きの速いゲームコンテンツもくっきりなめらかに映し出すほか、240Hz駆動高速タッチ検出による思い通りの操作の実現など、ゲーム性能を最適化。さらに、ゲームアシスト機能「ゲームエンハンサー」では、勝つための画音質の設定に加え、プレイ映像をリアルタイムにYouTubeで配信することが可能。

 

充実のオーディオビジュアル性能

オーディオはフルステージステレオスピーカーの音質と低域の音圧が向上。加えて、ボーカル音などのクラウド処理による高音質化により、同商品のみでプロレベルの録音を可能にする「Music Pro」を新搭載。6.5インチの4K HDR対応有機ELディスプレイは、既存機種比で輝度が約50%向上し、屋外での視認性もアップ。

そのほかに、SIMフリーモデルではRAM 16GB/ROM 512GBの大容量の内蔵メモリを搭載し、デュアルSIMに対応するなど、充実した機能を備えている。
通信面では通信事業者によって提供される5Gネットワークだけでなく、企業や自治体によって局所的に構築された独自の5Gネットワーク「ローカル5G」にも対応。エリア・利用者が限定された独自ネットワークとなるため、アクセス集中が発生しづらく安定した通信が可能。

 

■『Xperia 1 IV Gaming Edition』

▲専用ゲーミングギア『Xperia Stream for Xperia 1 IV』

『ゲームで勝つ、そしてそのベストプレイを共有する』というソニーのコンセプトをより深化した形で発売するのが、『Xperia 1 IV Gaming Edition』。『Xperia 1 IV』と、専用に新たに開発したゲーミングギア『Xperia Stream for Xperia 1 IV』が付属している。

 

勝ちに導くゲーム性能と、最高のプレイをスムーズに届ける配信機能を備えた『Xperia 1 IV』

ゲームに求められる高いパフォーマンスやオーディオ・ディスプレイ性能を有する『Xperia 1 IV』は、「Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform」、5000mAhの大容量バッテリー、RAM 16GB/ROM 512GBのメモリを搭載。6.5インチ、アスペクト比21:9の4K HDR対応有機ELディスプレイ(3840×1644ピクセル)は、リフレッシュレート120Hz駆動の高精細で残像が少ないなめらかな画面表示を実現。3.5mmオーディオジャックの搭載により、低遅延な音や画質で、勝つためのゲーム体験をサポートする。

ゲームアシスト機能「ゲームエンハンサー」は、パフォーマンスをコントロールする「ゲームモード」が進化し、スマートフォン本体の情報を可視化しながら、ゲーミングギアの動作を最適に調整することができる。またゲームエンハンサー内の画音質の設定機能を用いることで、敵を見つけやすくなるなど、プレイを有利に進めることも。配信機能を用いれば、サードパーティのツールやアプリを使わなくても、簡単にゲーム実況プレイ動画を作成し、YouTubeへの配信が可能。さらに、ゲームのBGMや配信者の声、オンライン上で一緒にプレイしている仲間の声をまとめてディスプレイポートから出力できるため、シンプルな有線接続でパソコンに伝送しより高度な配信ができる。

 

ゲーム体験を最大限に引き出す専用ゲーミングギア『Xperia Stream for Xperia 1 IV』

『Xperia Stream for Xperia 1 IV』は独自のカバー形状による効果的な冷却性能を搭載。空気を画面前面まで届ける独自のカバー形状で、スマートフォン全体を効果的で持続的に冷却。ファンの制御をゲームアシスト機能「ゲームエンハンサー」で自動で行うことで、FPSゲームでのグラフィックゲージの最高設定時や、高画質・高精細なグラフィックのゲームでも、画質をそのままに長時間プレイが可能。

また、LANポートやUSB Type-C端子、HDMI出力の専用端子を搭載し、有線ネットワーク接続による安定した通信速度とHDMIによる120Hzの高画質出力を保持しながら、給電も同時使用可能。

また、プロeスポーツプレイヤーSCARZを監修に迎え、長時間プレイを想定した快適な持ち心地を実現するデザインと表面加工が特徴。多くのゲームストリーマーの悩みであるケーブル配線も、マルチポートをギア中央下部に配置することで、ケーブルを気にせずプレイに集中できる。

 

◉製品情報
https://xperia.sony.jp/index.html

ソニー株式会社
https://www.sony.jp/