現在100人のカメラマンによる映画撮影を企画中のテレビ番組「How to モンキーベイビー!」(TOKYO MX)。30人カメラマンの会に潜入取材したので、その模様をレポートしよう。
矢口真里とハルク(劇団ひとり)が、毎回その道のプロを招き、その人のやり方を「猿まね」できたかどうか?を認めてもらう番組が「How to モンキーベイビー!」。毎回いろいろなジャンルに挑戦していくのだが、何回にもわたって続いているネタが「How toムービー」だ。
実際に那須アワード(那須ショートフィルムフェスティバル)目指して短編を制作し、那須FC賞を獲ったという経緯もあるくらい(スゴイ!)。
そんなこともあって、企画は徐々にエスカレート。今回は撮影監督の高間賢治さんを招き、その指示のもと30人の素人カメラマンが同時にひとつの芝居を撮ってしまおうという無謀な企画になった。名付けて「高性能カメラ持てあまし隊」。高性能なカメラを持っているのにそれを使いこなせていない、もしくは使う場所がないという人たち。ギクッとした読者もいるかもしれない。
集まったカメラをみると、テンでばらばらで、デジタル一眼ムービーもあれば、コンデジもあり、DOFアダプターをつけたビデオカメラもある。でもこういった撮影ではビデオカメラよりもデジタル一眼ムービーが早くも主流になってきたようだ。
芝居はハードボイルドタッチなアクションもの。
なにせ30人もいるので、自由に撮るとお互いが写り込む。そこで最低限の撮影場所のルールだけ決めて、あとは自由なアングルでということになった。撮影は一発勝負で、全員の素材を元に編集する。みんな本編に採用されるようなカットを撮ろうと、アングルを工夫する人が多かった。
以下は撮影現場の様子。
次回はさらに調子にのって、なんと100人カメラマンだという(9月21日収録)。果たしてどうなる?
現在、番組では参加者を募集中。
◆番組ホームページ
http://www.howtomonkeybaby.com/
◆応募ページ
http://www.howtomonkeybaby.com/form/100728/
◆問い合わせ
「How to モンキーベイビー!」制作室
株式会社ドラマデザイン社 monkey@drama-design.co.jp