ヘッドマウントディスプレイとタブレット  


先週はソニー関連の発表会が2件連続でした。
ひとつがヘッドマウントディスプレイです。


これは以前の展示会でも参考出品されていたもの。
ようやく正式に商品として発売が決まりました。
発表内覧会の場所はかつてソニーのテレビ関係の事業所があった場所。
久しぶりに行ってみたら、あの工場は本当に跡形もなく、巨大な四角いビルがそびえ立っていました。ソニーのテレビ関係の取材といえばすべてここ。プロフィールやWEGAや、PVMやBVM・・・。それこそまったく圧縮していないベースバンドのハイビジョンの映像を見せられて仰天したのもここでした。
と昔を懐かしんでヘッドマウントディスプレイです。
といってもこれもなんだか懐かしい。
そう、グラストロンという製品が10年以上前にあったからです。
もちろん、今回の製品は過去の製品の反省(つまり、画質があんまり良くなかった・・・)も踏まえているはずです。
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デザインはちょっとミッドセンチュリーテイストが入った、未来的なもの(つまり昔思っていた「未来」)。
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単体では駆動せずに、HDMI入力のあるインターフェイスボックスから信号と電源を供給する。というわけで、電車通勤でこれを掛けるという図はないわけです。
実際にかけて映画とミュージックビデオを見てみました。
まず原理上、クロストークという問題から開放されたのが大きい。
これが本当の3D映像という気がします。
有機ELパネルのコントラストの良さが本当に生かされています。
視野いっぱいに広がる映像というのは気持ちがいいものです。
しかし、この視野いっぱいにするためにはレンズをおごらなくてはいけなくて、
それがヘッドマウントディスプレイ本体の重さに繋がっています。
つまり広角の性能のいいレンズは重くて大きくなってしまうということです。
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もうひとつネックだったのは、セルフレームのメガネをかけてヘッドマウントディスプレイをかけると、かなりきついというか、痛いこと。
もともと私は頭の鉢も大きいので、相当ベルトを緩めてもなんだかきついんです。
視度調整レンズも組み込んで、
裸眼で見られたら相当気持ちいいだろうなあと思いました。
あと、これは無い物ねだりなのですが、
解像度が1280×720のパネルではなんだか物足りない。
そもそもこのサイズで1920×1080のフルHDの有機ELパネルはこの世に存在しないのでしょうが、ここまでクロストークのない3D映像を見せられると、フルHDにしてくれ~と
いう気持ちになってしまいます。
個人的は10万円になってもいいからフルHDにしてもらったら購入を検討したいですね。
翌日はソニータブレットを表参道のおしゃれなカフェで触りまくり。
あまりに長時間、副編集長と二人で触っているものだから、
コーヒーのおかわりとケーキが出てきました(笑)。
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触りながら、これはどういう使い方したら面白いだろうと考えていたのですが、
折り畳みのPシリーズのほうは、街を歩きながら店を探すときに使うといいですね。
地図と店の情報とコメントやらが出てくると。
個人的な希望としては、
SでもPでもなく16:9の画面が二つあって、
片方は映像をきちんとフルフレームで再生し、
もう片方は関連映像のサムネイルとか、コメントをスクロールできるといった
YouTube用のビューワというのも作ってもらえるといいですね。
YouTube見るときって、映像を見ながら、コメント読もうとスクロールすると映像がかけるということになって、音しか聴いてないということがよくあるのです。
もしかしたらPシリーズではそんな使い方ができるかなと思ったのですが、
できませんでした。そもそも16:9よりもさらにワイドなので、
画角からして映像再生向きではないんですよね。