あの地震で編集部の機材類はまったく被害はなかったのですが、
実は我が家の本棚はとんでもない崩壊状況になってしまいました。
というようなことは、被災地の方々からすると
とるに足らない被害の程度なので、いいのですが、
いまだにちょこちょこと片付けています。
もう個人的には電子書籍で買えるものは
できるだけそちらに切り替えたい気分です。


さて、そんななかでカメラ類もちゃんと保管していないので、
思わぬところから飛び出して床に転がっていたりするのですが、
そこで発見されたのが、コンタックスの139に45mmのパンケーキレンズ。
あれ、こんなの持ってたんだ、という感じ。
contax139.jpg
コンタックスはこれしか持っていないはずです。
かつて、中古カメラに相当入れ込み、メインはEOS(100とかRTとか、Kissとか)
なのに、ニコンのマニュアルの一眼レフもボディ数台、Aiレンズをいろいろ持っていたので、そんなのときに調子に乗って買ってしまったのかもしれません。
なんか1970年代の一眼レフというのが実直そうな感じで好きですね。
ペンタックスのLXまで手を伸ばさなかったのは、まだ救いかも。
このセットは、当時、撮影をお願いしていたカメラマンさんのスタジオに
ぽんとさりげなく置いてあったのを手に取って、
「おお、なんて渋いんだ」と感動して、買ってしまったんだと思います。
カメラマンさんのプライベートカメラという感じで。
さて、使ってみようとしても、こんなぼろぼろの状態で、動きません。
ただ、レンズは活かせるので、
ヤシカコンタックス→EOSのマウント変換アダプターを買ってきて
5D MarkIIにつけてみました。
こんな感じです。
eos_conta45.jpg
ふだん使っているコシナの40mmF2.0はこんな感じで、
それよりも小型軽量になります。
eos_cosina.jpg
さっそく撮り比べてみました。
cosina01.JPG
▲コシナ40mm (絞りはF4)
contax01.JPG
▲カールツァイス45mm (絞りはF4)
両方とも絞り優先で、シャッタースピードも同じに出ていますが、カールツァイスのほうがちょっと明るめに出ます。
cosina02.JPG
▲コシナ40m (絞りはF2.8)
contax02.JPG
▲カールツァイス45mm(絞りはF2.8)
これも同じ感じ。
ちなみにピクチャースタイルは、ウェブからダウンロードした「コダクローム」です。
うーん、明るさが微妙に違うので、何とも言えませんが、
近距離だと結構5㎜の差というで印象が違ってきますね。
ただ、コシナのほうがかなり寄れるので、使いやすいといえば使いやすい。
あと、ツァイスというのは、同じ絞りでも他のレンズに比べて
前後のボケが大きいですね。
これはビデオカメラでZ7Jでレンズ交換して比較したときも感じました。
たしか、このビデオSALON.webでもどこかに作例が転がっているはず。
(もしくは旧サイトか)
ピントがあっているところはぴしっと立つんだけど、
すぐに大きくボケていく感じで。
そういえば、カールツァイスのレンズ交換式のZ7Jというのは、
ソニーの業務用カメラのなかでもちょっと異質な存在のような気がしました。
その後出たGレンズのZ5Jのほうがオールマイティで無難なので
ビデオ取材には向いていると思いましたが、
たしかにZ5Jは売れに売れて、Z7Jは忘れられた存在になってしまったような・・・。
でもあのZ7Jのツァイスの独特さも悪くはないと思うのですが。
しばらくこの45㎜パンケーキで遊んでみようと思います。