InterBEEが迫ってきました。(来週16日~18日)
各メーカーから案内が続々届いていますが、
一見地味ながら注目したいのがパナソニックのAVC-ULTRAです。


振り返ってみると、パナソニックでは家庭用ビデオカメラのHD化にあたって、HDV(MPEG2 Logn GOP)は飛ばして、いきなりAVCHDのメモリーカメラを投入してきたのでした。
そのAVCHDを業務用として展開して、AVCCAMシリーズとして業務用ビデオカメラを何モデルから出しています。
その上位としてはDVPCOR HDコーデックを採用していたP2カード記録のハンドヘルドカメラがありましたが、現在では同じP2カードにAVC-Intra記録ができるモデルに進化しています。
このAVC-Intraはその名のとおり、イントラフレームのみで構成されていますが、MPEG2よりもよりアルゴリズムが進んだMPEG 4 AVC/H.264ベースのコーデックです。
AVC-Intra 100は、4:2:2で10ビット、100Mbpsですから、他社よりアドバンテージのあるコーデックを100万円以下のカメラに搭載しているわけです。
現行ラインナップでみてみると、
AVCHDからAVC-Intraまで、「AVC」で統一しようという構想が
当初からあったということでしょう。
そしてNAB等でも構想を語っていたとおり、
AVC-ULTRA(AVCウルトラ)をInterBEEでは大々的にアピールするとのこと。
AVC-ULTRAとは、パナソニックの資料によると、
「マスタリング用高画質からネットワークを介したWEBブラウジング用途まで幅広い用途に使用可能な、MPEG-4 AVC/H.264ベースのプロ用ビデオ圧縮コーデックシリーズ」
「今回この「AVC-Intra」を拡張し、次世代マスタリング高画質を実現する「AVC-Intra class 4:4:4」と「AVC-Intra class 200」、より高圧縮でコストパフォーマンスの高い業務用HD映像制作を実現する「AVC-LongG(エイブイシー・ロング・ジー)」、低ビットレートでもより高画質を実現したプロキシ映像用の「AVC-Proxy(エイブイシー・プロキシ)」を加え、新たに体系化したのが「AVC-ULTRA」コーデックシリーズです。
当社では今後、これら「AVC-ULTRA」コーデックシリーズを搭載したカメラレコーダーなどの商品化を急ぐとともに、ビデオ編集・送出機器メーカーやソフトウェア開発業者などパートナーシップを結んだ事業者・企業に対し「AVC-ULTRA」コーデックシリーズを提供していく予定です」
とあります。
ビデオサロンとして気になるのは
AVC LongGですね。
AVC-LongGは、
●1920×1080、
●10ビット
●4:2:2サンプリング
●Long GOP圧縮、
●映像ビットレート約25Mbps~約50Mbps
とのこと。
つまりAVCHDを圧倒的に上回るフォーマットだということです。
AVCHDの画はもうちょっとビットレートが欲しいなあと思うことが多いので、
このコーデックには興味津々です。
あと、案外AVC-Proxyもストリーミング用におもしろいかもしれません。
パナソニックブース(ホール5)では
「AVC-ULTRA」によるサンプル映像を上映するそうです。
ちなみに
●Panasonic Live@InterBEE2011
InterBEE2011の期間中毎日、パナソニックブースより、Ustream Live放送を実施するそうです。
http://www.ustream.tv/channel/panasonic-interbee
●過去のInterBEEレポート一覧はこちら
http://www.genkosha.com/vs/report/interbee/