AV誌の評論家先生が中心になって結成されたオールディーズバンドCRITICS。
1、2年おきにライブハウスなどを借り切って開催されるライブ(余興?)で、
ビデオサロン編集部は、麻倉怜士さん(Key)に依頼されてビデオ撮影を担当しています。
その時々、話題のカメラをピックアップして撮影にのぞむのですが、今回は初の4K収録ということで、
AX100をチョイスしました。
CRITICSは今年結成20年だそうです。
今となってはビデオサロンはAV(オーディオビジュアル)誌とは言えなくなっているのですが、
かつてはAV誌に分類されていたのです…。
思い返すと、発起人である潮晴男さん(Vo)が、こういうバンドをやろうと思いついたのが
富士フイルムのHi8テープのタイアップ取材の後の、豪快な打ち上げの場(それが六本木のオールディーズバンドが出演するライブハウス)だったと思うのですが、そこに私は担当編集者として立ち会っているので、たぶん、このバンドの結成には因縁があるのです。
20年もたてば当時20代だった若者編集者も50歳に近づくわけで。
今回のライブ撮影はAX100のワンカメだったのですが、かなり肉体的につらいものがありました。
まず、パン棒にLANCリモコンを装着して、AX100のズームとRECを手元で操作できるようにしたのはいいのですが、1年以上続く五十肩のせいで、中途半端に肩を上げると、角度によっては激痛が走るのです。仕方がなく、途中からリモコンは使わず、左手で本体のズームレバー操作しました。
次に困ったのは、柱ギリギリにカメラを設置したので、液晶パネルと目が近くて、どうしてもフォーカスが合わないこと。頭を柱にくっつけても、よく見えません。これは辛かったなあ。
そして極め付けが長丁場の撮影。
あとで 記録時間を見たら、1部が50分、2部が30分、3部が50分です。
しかも3部は日ごろ鬱憤がたまっている??メーカーの方々が狂ったように躍り出すので、
手持ちでステージ前に割り込んで撮るしかありません。
中腰のキャッチャースタイルで50分ですよ。
ただ、
撮れた映像に関してはHDにダウンコンしてブルーレイにしてもこれまでで最高(というか圧倒的な)画質だったことは救いでした。