発作的に取材カメラをGX7MK2にしてしまった。
この1年のカメラ遍歴を振り返ってみると、
去年のちょうど今頃は、GX7を使っていたかもしれない。
それとソニーα6000だっただろうか。


その後の記憶を辿ってみると、
α6300が3月に出たので、α6000とGX7を売って、α6300に変更。
MFTのレンズは、BMDのポケシネもあるので残しているが、
スチルを撮るカメラがなくなってしまったのでほとんどお蔵入り状態に。
その後、LUMIXはGX7MK2が出たのが、申し訳ないことにまったく眼中になかった。
で、この半年はα6300だったのだが、α6500が出て、さすがにがっかりしてしまった。
別にα6300自体の価値が落ちるわけではないのだが、
どう考えても、α6500がいいでしょ。
雑誌を作る立場からすれば、次から次へと新製品ができるのは活気付いていいのだが、
いざユーザーだと、なんか冷めるというか。
フジのX-T2もいいのだが、全部揃えていくと20万円以上。
欲しくなりそうなレンズが多いのも悩ましい。
そんなときに気がついたのがGX7MK2の存在だ。地味だけど、いいカメラじゃないですか!
GX7から比べると、EVFが可動しなくなったのは残念だが、
4Kは撮れるようになっているし、L.モノクロームモードも追加。
あと、実はこれが決めてになったのだが、シャッター音が静かで柔らかくなった(最高速が1/8000から1/4000になったが、1/8000なんて使わないし)。
タッチパネルになって、展示会の取材でもタッチしてフォーカスを合わせられるのも便利。
EVFをのぞきながら、親指で液晶をなぞれば、フォーカスフレームを移動できる。
P1140120.jpg
製品にチャージャーは同梱されていないが(これはα6300もそうだった)、
愛用しているLX100とバッテリーが同じだから、予備バッテリーもチャージャーも買う必要がない。
さっそく4Kで撮ってみたが、想像以上に良かった。LX100の4Kも画質だけで言えば、ある意味、傑作なのだが(クリエイティブ動画モードがないのが惜しい)、GX7MK2はかなりクオリティの高い4Kムービーを作れそうな気がする。