土曜日の撮影の機材準備中。
朗読演劇の舞台を、EOS C100 Mark IIを2台、XC10を2台、計4カメで撮る予定。
XC10の後方において据え置きカメラにして回しっぱなしで4K収録。
EOS C100M2のほうは、上手と下手でズームレンズで撮影しようと思っている。
C100M2は4K対応ではないので、35MbpsのMP4のHDということになる。
モードは全モデルCanon Logにしようという作戦。
XC10が出てきたときに、CINEMA EOSのサブ機として、という話もあったが、実際に同じ場所で運用したことはなかったし、こうやって並べてみたこともなかった。
並べてみると、たしかに兄弟というか、親子というか。コンセプトが似たスタイルだということは分かる。
EOS C100 Mark IIは、一台には24-105mm F4だが、もう一台には、EOS 80Dと同時に登場したEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMとそれ専用のパワーズームアダプターPZ-E1を試してみようと思う。
装着した感じはこんなふう(ちなみにこのレンズはフードが別売である)。
できれば、XC10にもパワーズームがついて、しかもリモート制御できると面白いのだが。
XC10とEOS C100 Mark IIだが、兄弟機ではあるが、XC10のほうが後に出てきた分、フォーマットはXF-AVCを採用し、かつ4Kにも対応し、進んでしまっている部分が多い。C100は、4Kはおろか、35Mbpsがマックスなのでスペック的には物足りない印象。ここは早いとこ、XC10のスペックは少なくともカバーするEOS C100M3?が出てきてほしいし、もしくはC100とXC10の間を埋めるような「レンズ交換式」「4K」「Canon Log」対応モデルがあればいいのに、と思っている人もたくさんいるだろう。
このボディスタイルとコンセプトはソニーを焦らせ、FS7、FS5を生み出すきっかけになった。
C100シリーズの巻き返しを期待したい。
とカッコよく締めたのはいいのだが、
機材を検証していくうちにわかったのが、
EOS C100 Mark IIとEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMの組み合わせでズームをすると、ズーム途中で明るさがパカパカと変わってしまうこと。
絞り機構が動いているのだろうか? F8くらいに絞りを固定してもその現象が起きてしまう。これはパワーズームアダプターとは関係なく起きる。個体の問題かもしれない。手元にあるEOS 7Dでも同じ現象が起きる。
EF24-105mm F4 Lや古いSTMレンズEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMだと起こらない。
ということで、今回ズーム中の映像は使えなさそうなのでパワーズームユニットは外すことに。
(問い合わせたところ、そういった仕様ではないとのことなので、故障でしょう)
一方でAFは、STMレンズとEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMでは、顔認識の設定ができ、ひじょうにその精度が高いのに対し、24-105mm F4 Lでは、顔認識の設定のメニューが出ず、顔認識AFそのものが効かないようだ。
一旦外れたときにマニュアルでリカバーする自信はなく、EF24-105mm F4も使わないということになった。大判センサーでの顔認識AFがどこまで有効か試してみたい。